2010-01-01から1年間の記事一覧

今年も 鈴木重嶺 で越年

●12月も31日、今年も今日で終りである。12月には、2回昭和女子大学図書館へ伺った。鈴木重嶺・翠園文庫の新収資料の調査のためである。そのまとめを済ませて、現在は、私が新しく入手した重嶺の資料調査に取り組んでいる。確か、昨年も同様に、年末に…

『徳川実紀』の現代語訳

●吉川弘文館から、『徳川実紀』の現代語訳が刊行開始された。『家康公伝 全5巻』『秀忠公伝 全9巻』『家光公伝 全19巻』の予定だという。『家康公伝』の第1巻は、2010年12月10日に発行された。2200円+税。■弘治2年(1556)の書き出し…

第5回 おふだの文化史展

■■第5回 おふだの文化史展■■ おふだ文化研究家 宮島 鏡 仏教文化史研究家 関口 静雄 ■時 2011年1月4日(火)〜1月9日(日) 12時〜19時 ■所 「深川番所」 東京都江東区常磐 1−1−1 2F 電話 03−6666−9862 地下鉄 都営大江戸線 森…

便箋・書簡箋

●昨日は、ある叢書の編集会議があったので、久し振りに神保町へ行った。お茶の水駅で下車。かつて『近世初期文芸』創刊の打ち合わせをした大きな喫茶店は姿を消し、駿河台下までは、楽器の街となっている。私は神保町へ出る時は、因州箋を求めることにしてい…

川北奉行齋藤筑後守広盛の事績

●山形県酒田市の郷土史研究家の田村寛三先生から、嬉しい便りを頂いた。先生は『荘内日報』(2010年12月3日)に、「川北奉行齋藤筑後守広盛の事績」という論説を発表された。齋藤筑後守広盛は、『可笑記』の作者、如儡子・齋藤親盛の父親である。これ…

仮名草子の書誌学

●私は大学2年から3年になる時、卒論の対象の選択に入った。近代の自然主義作家から、中世の世阿弥・道元と彷徨い、近世初期の仮名草子に目を付けた。幾つか作品を読み進めた時、『可笑記』に出合った。凄い人が近世初期にいたことに驚いてこれを取り上げる…

『天理図書館稀書目録 和漢書之部 第五』 完成・刊行

●天理大学出版部から『天理図書館稀書目録 和漢書之部 第五』が発行された(B5判、448頁、平成22年10月18日発行、頒価7000円)。この目録は、天理図書館稀書目録編纂室の岡嶌偉久子氏・山根陸宏氏が中心になって、金子和正氏・岡本千佳氏・西…

アップル 書協・雑協 と協議

●12月14日に報じられた、日本の書籍協会(459社加盟)・雑誌協会(96社加盟)・日本電子書籍出版社協会・デジタルコミック協議会の4団体がアップルに対して、その改善を要求する協議を申し込んでいた件に関して、21日にアップルが協議に応じる意…

歌の道 60余年

●1947年「アララギ」入会、1985年「あかね」主宰。若宮貞次氏は教育と歌の道に生きてこられた。 万葉の歌を尊び 子規以来の写実の歌 生活に即した真情の歌 重厚にして清新な歌をめざす●短歌雑誌は26巻第6号が11月に発行された。60余年間、歌…

高老者賞 受賞

●〔こうろう〕【功労】=国や社会の発展などのために大きな功績をあげた努力。文化――者。■国のため家のためにといそしまば 子のこの子までいやさかえなむ●鈴木重嶺は、門人に請われるままに、このような歌を贈っている。この歌をもらった山崎林之助がどのよ…

鈴木重嶺資料調査

●昨日は、昭和女子大学図書館へ伺って、新しく購入して頂いた、鈴木重嶺・翠園関係の資料を閲覧・調査させて頂いた。朝9時から夕方5時まで、昼食抜きであった。図書館を出たら、大学3号館の前の大木に飾られたクリスマスの電飾が綺麗だった。●朝、記念講…

電子書籍の海賊版、書協・雑協など対策要求

●今日の朝日新聞によると、電子書籍の海賊版に関して、日本の書籍協会(459社加盟)・雑誌協会(96社加盟)など4団体がアップルに対して、その改善を要求する声明を出したと言う。声明では、「明白な著作権侵害行為が横行している」と明記し、アップル…

ATM と 『近世初期文芸』 27号

●昨日は、池袋へ出てATMの会に出席した。ATMと言っても現金自動出入機の会ではなく、AKI・TOSHI・MITUの会である。同じ原小学校の同級生で、望月君は甲府工業、斎藤君は甲府商業、私は身延高校、当時は、実業高校が花形で、普通高校はパッ…

斎藤家御位牌修復報告書 天保〜弘化

●本日、仏像文化財修復工房の松岡氏から、如儡子・斎藤親盛の御子孫、斎藤家の位牌修復の御報告を頂いた。第4回目のものである。これで、斎藤家の位牌修復は全て完了した。有り難いことである。●私が、斎藤豪盛氏の依頼を受けて、仏像文化財の修復工房をあ…

図書館での電子書籍の活用

●今日の朝日新聞によると、文化庁は、図書館の電子書籍の活用に関して本格的な検討を始めたと言う。電子書籍の時代の到来に対応してのことであろうが、大切な事である。区立千代田図書館は、電子書籍の貸し出しに積極的に取り組んでいるが、日本全体では、こ…

我が家の クリスマス ツリー

●宅配便が届き、開けてびっくり、中には、可愛らしいクリスマスツリーが入っていた。妻は大喜び、早速、玄関に飾りつけた。「素敵なクリスマスをお過ごしになりますように・・・」というメッセージ。教え子の小林さんが贈ってくれた。もう、卒業されて何年に…

文学の〔ことば〕

●諫川正臣氏の発行する詩誌『黒豹』第125号が出た(294−0038 館山市上真倉1832−10 黒豹社、平成22年11月30日発行)。諫川氏は尼崎安四に師事した詩人。毎号、師・尼崎安四の詩と竹内勝太郎の詩論を載せ、表紙は中原淳一の絵で飾り、同…

シュガークラフト

●教え子の飯沼さんと銀座1丁目で会った。彼女はシュガークラフトを習っているが、もうかなり前に、新宿三越で作品を展示した。かなり大きなウェディングドレスの人形で、見事な出来栄えであった。今度は、先生と共著で、シュガークラフトの本を、ニュージラ…

谷町筋・上町筋

■「げにやあんらくせかいより、今此しやばにじげんして、我らがためのくはんぜおん、あをぐもたかしたかきやに、のぼりてたみのたみのにぎはひを、ちぎりをきてしなにはづや・・・上寺町の長あんじ、のぼりやすなすな、くだりやちよこちよこ、のぼりつをりつ…

12月は「改定 常用漢字表」で始まる

●菊池先生のエッセイで、今回、内閣告示された「改定 常用漢字表」のことに関して、次のように述べておられる。・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 漢字使用の目安となる改定常用漢字表が30日、告示された。今朝の朝刊4紙(…

読書専用型 × 多機能型

●電子書籍の端末が、大きく2つに分かれて、激しい争奪戦を展開しそうであるる。アップルの多機能型アイパッドが5月に発売されて、電子書籍の世界に火がついた。これに対して、ソニーから今度発売されるリーダーは、アマゾンのキンドルと同じ、読書専用に特…

ソニー、「リーダー」発売

●25日午後、ソニーは電子書籍専用の端末「リーダー」2機種を12月10日に国内で発売すると発表。今年5月、ソニー・凸版印刷・KDDI・朝日新聞の4社で新会社を設立したが、いよいよスタートするらしい。書籍約2万冊を取り扱う電子書店「リーダース…

氏家幹人氏の新刊『江戸のエロスは・・・』

●歴史学者・氏家幹人氏の新刊『江戸のエロスは血の香り』(2010年11月30日、朝日新聞出版発行、1500円+税)が出た。「週刊 名将の決断」に連載していたものを改題し、加筆・再構成したものだという。私は、今回、この本で初めて読んだが、この…

『近世初期文芸』 第27号 責了

●『近世初期文芸』第27号が責了になった。発行は、12月25日である。 【目 次】 ○潁原退蔵著・尾形仂編 『江戸時代語辞典』読後感・寸評 ・・・・・・・・・・・ 前田金五郎○里村紹巴の伝記新考 ・・・・・・・・・・・・・・・・・ 安藤武彦○山田右衛…

電子書籍無断販売、文藝春秋のコメント

●11月19日付、朝日新聞に文藝春秋社長の平尾隆弘氏が、“「海賊版」への対応に疑問”と題して寄稿している。東野圭吾氏の直木賞受賞作『容疑者Xの献身』の海賊版が、アップルストアで、著者・出版社に無断で販売された事への、出版社の責任者としての発言…

刻々修正されるテキスト

●今日の朝日新聞夕刊に、「電子書籍 作家動く」として、最近、電子書籍に参加する作家が多くなったと報じている。宮部みゆき氏が8月に中央公論新社から、iPad用アプリとして出したのは、イラストが動いたり、弱視者や高齢者のために文字が大きくなったりす…

校訂と清掃と

●このところ、我が家の桜の葉も色づき、朝昼晩の私の掃除も大変である。大変ではあるが、葉っぱを掃きながら、感謝の思いもヒシヒシとしみる。隣近所の皆さんも、先手を打って掃いて下さる。有り難いことである。感謝を込めて掃除する、それに、掃けば綺麗に…

深秋(あきふかし)

●SAITO MOLD のブログに、福島・磐梯山の桧原湖の紅葉の写真が出ていた。先日の休日のドライブの折、携帯で撮ったものという。日本の自然の営みは実に豊かな感性を私達に伝えてくれる。4ヶ月も5ヶ月も雨が降らず、緑の木々は、黄色く変色して、ジ…

河北新報 エコベント を紹介

●10月26日の「河北新報」に、斎藤金型で開発した、エコベントが紹介された。門外漢のわたしに、詳細はわからないが、プラスチック製品を作る時の生産性を向上させるものとして、次第に利用され、普及しているようだ。河北新報の記事を紹介する。斎藤家の…

電子書籍海賊版、村上春樹・ロシア語版

●電子書籍の海賊版、中国語版・日本語版に続いて、今度はロシア語版で、村上春樹氏の作品50が発覚した。目次画面に作品名が並んでいて、作品名に触れると作品の本文が表れるという。村上氏の作品をロシアで出版している「エクスモ」では、「電子書籍とは無…