2012-04-01から1ヶ月間の記事一覧
●このところ多忙であったが、今日、長谷川卓の最新作『野伏間の治助 北町奉行所捕物控』(ハルキ文庫、2012年4月18日、角川春樹事務所発行、定価743円+税)を一気に読んだ。実に面白い。物語は、北町奉行所臨時廻り同心、鷲津軍兵衛を中心に展開…
●昨夜、小学校の恩師、赤井三男先生の奥様から電話があった。先生御夫妻は、東京で長年小学校の校長を務めるなど学校教育に御尽力された。この春の叙勲で赤井先生は受賞されるとの事。心からお祝い申し上げる。発表は29日らしい。私は、赤井先生の御指導で…
●今日の、読売新聞の報道によると、25日、富士川下りの体験乗船が行われたという。写真も掲載されている。この企画は、山梨県立峡南高校のOB、7人が立案して、郷里の復活を目的に努力を重ねてきたものである。私は、県立身延高校へ行く前、短期間、峡南…
●菊池先生のエッセイで、「国文学 解釈と鑑賞」の休刊を知った。 。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。 学燈社の「國文学 解釈と教材の研究」に続いて、ぎょうせい(以前は至文堂)の「国文学 解釈と鑑賞」も休刊となったそうだ。2011年9…
●山梨日日新聞 も4月24日の紙面で、富士川下り を報じている。美しい自然を大切にして、この企画が成功することを希望している。私も、時間にゆとりが出たら、是非、木造の舟から気色を眺めて見たいと思う。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。…
祝 富士川下り ●今日の朝日新聞に、山梨県身延町の「富士川下り」が100年ぶりに復活することを報じている。この記事を読んで、NPO「富士川下り研究会」の地道な活動の詳細が初めてわかった。地域活性化への大きな一歩になるだろう。しかも、徳川家康が…
●昨日のテレビや新聞報道で、佐渡で飼育して、自然界に放鳥した、特別天然記念物のトキの卵が孵化して、ひながかえったという朗報が伝えられた。長年の夢がかなったと、嬉しい。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。 環境省は…
●『國學院大學 校史・学術資産研究』第4号(平成24年3月9日発行)を拝読した。422頁の大冊である。○國學院大學図書館所蔵『羅生門』の解題と翻刻・・・・針本正行・山本岳史 ○國學院の「国学」・・・・阪本是丸 ○國學院大學図書館所蔵『徒然草』版本…
●朝日新聞の17日の報道によると、アマゾンの電子書籍が、日本の学研・主婦の友・PHPなど40社と配信契約で合意したという。当初、「販売価格の決定権はアマゾン側が握る」「著者や出版社、アマゾン間の契約解除後も配信を続ける」などの契約内容に、日…
●大東急記念文庫の『かがみ』第42号(平成24年3月31日発行)に、神津武男氏の「浄瑠璃絵尽作品名別所在目録(未定稿)」が掲載されている。従来の研究成果を踏まえて完全目録を目指している、大変な労作である。この種の目録は、悉皆調査を目指さなけ…
●『芸文稿』5号に、横山重先生との出合い、思い出を書き留めた。私は、この雑誌は、余り多くの方々には差し上げていない。私のものは、私中心の雑文が多いからである。ごく少数の方にお送りしているが、その中で、さらにごく少数の方から、イイよ、よく書い…
●『如儡子百人一首注釈の研究』(2012年3月20日、和泉書院発行、定価12000円+税)が、ようやく刊行された。如儡子は、仮名草子『可笑記』の作者のペンネームである。大学2年の時、この作品に出合って、興味を持ったのが運のつき。それから、ず…
●9日・10日・11日、と小庭の剪定をしてもらっている。中野の誠和造園の由比さんが7、8年前から毎年来てくれる。サイクンは世田谷の八幡山の明大グランドの近くの、自然豊かな環境で育った。母の影響もあって、野草や野の小さな花が大好き。そんな彼女…
●昨日の朝日新聞・夕刊に、上野、寛永寺、徳川将軍家御裏方霊廟発掘調査に関する記事が出ていた。この調査の結果は、『東叡山寛永寺徳川将軍家御裏方霊廟』(全3巻、吉川弘文館発行、15万7500円)に収録されているが、私は未見である。新聞には、将軍…
●NPO江戸連から、機関誌『江戸連』其の7 が刊行された(2012年3月31日発行)。NPO法人江戸連10周年記念号で、収録内容は実に多彩。江戸の水路、江戸小説の特色、人情噺、江戸の坂道、江戸しぐさ、江戸の謡曲、江戸川柳・・・。設立から10…
●昨日の、朝日新聞の「フロントランナー」で、日本文学研究者のドナルド・キーン氏を採り上げている。キーン氏は、長年、コロンビア大学で日本文学を講義し、1年の半々をニューヨークと東京で生活してきたという。先日、官報に日本国籍取得が告示され、区役…
●田中幸光氏の「二葉亭餓鬼録」、2012年3月2日の条は「動乱の幕末期を描いた井関隆子の日記」である。大変長文のものである。 。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。 「井関隆子の日記。 幕末の時代に、オランダ…
●今日は、嬉しい論考を頂いた。真下英信氏の「『井関隆子日記』理解の一つの手掛かり」(『慶應義塾女子高等学校研究紀要』第29号、2012年3月刊)である。真下英信氏は、『ペリクレスの演説』・『伝クセノポン「アテーナイ人の国制」の研究』『古代ギ…
●島田大助氏を研究代表者とする『中国笑話集と日本文学・日本語との関連に関する研究』という、研究成果報告書が発行された。 研究組織は、次の方々である。 研究代表者 島田 大助 豊橋創造大学 教授 研究分担者 佐伯 孝弘 清泉女子大学 教授 研究分担者 川…
●4月1日、思いがけない著書に巡り会った。磯部欣三氏の『つれづれなるままに』(2012年1月4日、斎藤武彦氏・斎藤純子氏発行、非売品)。磯部欣三氏は、平成18年1月、80歳になる直前に、御他界なされた。生前に発表された文章をまとめられたもの…