2012-11-01から1ヶ月間の記事一覧

平安京跡 から 最古級のひらがな 土器 出土

●今日の、朝日新聞1面に「最古級のひらがな出土 平安京跡」と報じている。 。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。 平安京の高級貴族の邸宅跡で、最古級のひらがなが書かれた土器(9世紀後半)が多数出土した。京都市埋蔵文化財…

『円朝全集』 37年ぶりに刊行

●今日の朝日新聞の文化欄で、『円朝全集』の刊行を取り上げている。全13巻、別巻2、定価8820円。編集委員の一人、延広眞治・東京大学名誉教授は、次のように話す。 。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。 「円朝は、新たな文体…

エコベント ヨーロッパ へ

●今、ユーロモールド「EUROMOLD」の展示会が、フランクフルトで開催されている。期間は、2012年11月27日(火)〜30日(金)である。今日の斎藤金型製作所のHPに現地からのレポートがあり、斎藤金型のブースは盛況だという。早速、成約したという…

1面 38(さんやつ)

●これは、今日、「文化通信社」から送られてきた本の広告情報である。今日の朝日新聞・朝刊の1面の3段、8分の1の本の広告の内容である。右から、吉川弘文館・柏書房・日刊工業新聞社・太田出版・辰巳出版・ユーキャン・かんき出版・三笠書房の8社の本の…

秋元順子 コンサート

●昨日は、妻に付き合って、大宮のソニックシティへ行った。小雨の降る中であったが、武蔵野線を利用して、早めに着いた。このホールに隣接するパレスホテルには、昭和63年頃だったと思うが、教え子の佐藤さんの結婚式で行ったことがある。立派な式場で、花…

『近世初期文芸』 第29号 責了

●本日、『近世初期文芸』第29号の責了を、稲栄社印刷に送った。後は、吉田会長さんの御配慮で印刷・製本・発行を待つのみである。この号も、安藤武彦氏・位田絵美氏・田中宏氏の力作を掲載できた。有難いことと感謝している。●この『近世初期文芸』を創刊…

辻井伸行 日本ツアー

●今日は、妻に付き合って、所沢ミューズの辻井伸行ピアノリサイタルを聴きに行った。8月頃、早朝7時30分から並んで、整理番号NO1で購入した座席は、辻井氏の演奏が近くで見られる良い所だった。●鳴り止まないアンコールの嵐に2度も応えた辻井氏は、…

大津市の紅葉

●ヤギケン・ウェブサイトの八木氏から、大津の秋の1コマを送ってもらった。見事な紅葉である。私の家の玄関先にも、紅葉が1本あるが、こちらは、まだまだ色づいてはいない。秋は、春とは異なり、また、趣がある。昭和女子大に通っていた頃は、大西先生のマ…

型内ガス排気システム エコベント

●斎藤金型製作所のHPに、新開発のシステム〔エコベント〕の仕組みがアップされた。 。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。 エコベントは射出成形金型等の、金型内のガスを効率よく排気し、成形時発生する不良を低減するユニットです。 …

研究の不正防止

●今日の朝日新聞の科学のコーナーで、最近問題になった、iPS細胞に関して虚偽の発表をした森口尚史氏に関連して、自然科学界の論文捏造、盗用などの問題を取り上げている。自然科学は、理論と実験の研究から、新しい事実や真理を追究して、レベルアップを…

精進する 陶玄亭散人

●今日、陶玄亭散人、安藤武彦先生の「斎藤徳元の四季発句集「有馬在湯日発句」を読む」が責了になった。『近世初期文芸』第29号掲載である。寛永5年(1628)の徳元の作品である。全ての句に注釈を付し、句意を付ける。労作である。全体では膨大である…

私立大学 経営困窮

●今日の、朝日新聞の報道によると、私大の経営が苦しく、教職員の給与減額などで係争が起きているという。社会事業大学・慶應大学・立命館大学などで問題が起きている。また、別の報道によると、高校入試では、大学の系列高校の倍率が下がっていると伝えられ…

『重友毅著作集』 全5巻 の頃 

●重友先生から、著作集の件で相談を受けたのは、昭和44年であった。先生が69歳で、法政大学の講師を辞任された年である。長年、日本文学研究会の事務局を置いて下さり、『文学研究』の発行所でもあった、文理書院から、重友先生の論文集を出版したいと打…

ライフワーク

●私は、今、大学の卒業論文で選んだ仮名草子作者、如儡子・斎藤親盛の研究をまとめようとしている。言ってみれば、ライフワークとも言うべき主題のまとめである。この老齢になって、いかにも遅すぎる。いろいろ、言い訳はあろうが、遅すぎることに変わりはな…

電子書籍専用端末 安値競争

●今日の朝日新聞の記事で、電子書籍の専用端末の価格競争が激しいことを報じている。昨年発売開始した、ソニーのリーダーは2万円前後だった。しかし、その後、楽天の子会社コボが、7980円のコボタッチを発売。アマゾンがキンドルペーパーホワイトを84…

故郷のかおり

●今日、富士川下りのHPを見たら、舟下りを楽しんだお客さんから、嬉しい便りが届いた、と紹介されていた。礼状に続いて、短歌2首、俳句3句が添えられている。 。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。 ○百年の往時しのびて ふる里に 富士…

出羽三山神社の神事

●今日の庄内日報に、鶴岡市羽黒町手向地区の、松の勧進の様子が報じられていた。 。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。 宿坊街にほら貝響く 手向地区「松の勧進」 出羽三山神社の「松の勧進」が15日、お膝元の鶴岡市羽黒町手向地区で始まっ…

シャッター チャンス

●今日の朝日新聞によると、ニコンは小型で軽いミラーレス一眼「ニコン1 V2」を15日に発売すると報じている。標準レンズ付で約10万円だという。この新型のミラーレスの特長は、何と、まず、動画で撮影し、その中から、最も良い瞬間の写真を選べる、と…

体重 ―20代と60代― 

●菊池先生がエッセイで、最近の体重のことを記している。菊池先生とは、野田寿雄先生の、第一次仮名草子研究会の頃、青山学院大学で、初めてお会いして、それ以来のお付き合いである。それから、先生は関西の甲南女子大学に勤務され、しばし交流が途絶えたが…

斎藤金型製作所の活躍

●今、名古屋ポートメッセで開催中の最新ものづくり展示会に、斎藤金型は新製品「エコベント」の出展をしている。同社は、昨年は幕張メッセの展示会に出品し、私も見学に行った。斎藤金型のブースは、見学者が大勢だった。今年はヨーロッパのイベントにも参加…

近代文学――活字をはみだすもの―― 第5回 (八木書店 特別講座)

■■近代文学――活字をはみだすもの――■■ ■いつも「書き手」のそばに―原稿用紙のいろいろ―■ 講師 河野 龍也(こうの たつや)先生 日時 12月1日(土) 11:00〜12:00 ■森田草平氏、心身を病む―医師・斎藤茂吉と文学者■ 講師 中澤 弥(なかざわ わた…

前田金五郎氏 『思い出雑記帳』 刊行

●前田金五郎先生の近著『思い出雑記帳』が勉誠出版から刊行された。オビには「近世語研究に生涯をかけた筆者の記録」とある。A5判700余頁の大冊である。前田先生は、勉誠出版だけでも『西鶴大矢数注釈』(全4巻)・『好色五人女全注釈』・『好色一代女…

年賀状 私製 → 官製

●今年も年賀状の季節になった。私は、学生の頃は、ごく少数の方には報告として出していたが、社会人となって、交際上、年々、枚数が多くなり、大学を定年になる頃は、350枚ほどであった。定年と同時に、100枚減らした。現在は、250枚でほぼ間に合っ…

近代短歌の伝統 『あかね』第28巻 第6号

●若宮貞次先生、編集兼発行の短歌雑誌『あかね』第28巻第6号が発行された。28年間、各6冊発行であるから、通巻168号という事になる。大した創作活動の歩みである。歌の世界に身を捧げた先生に畏敬の思いを覚える。●この号も、巻頭に、五味保義先生…

森川昭氏の『夷參』、尽きない研究への情熱

●俳諧研究者、森川昭氏のマイ雑誌『夷參(いさま)』第6号が発行された(平成24年9月29日)。『夷參』は、森川氏が『下里知足の文事の研究』を加速するという目的で発行された。創刊号は、平成22年8月29日発行である。●第6号には、森川氏の、 ○…

井関隆子の仏教批判

●井関隆子の創作『さくら雄が物かたり』は、6巻から成っていて、 1之巻 花のあるじ 2之巻 神あそび 3之巻 なみだの玉 4之巻 旅の屋どり 5之巻 こがねの山 6之巻 さくら河 という構成になっている。『竹取物語』に構想を得て創られた作品である。かぐ…

『竹取物語』 と 井関隆子

●上原作和氏等の著書『かぐや姫と絵巻の世界 一冊で読む竹取物語 訳注付』を拝読したら、『竹取物語』かぐや姫昇天の条について、益田勝美先生は、次のように解釈しておられるという。 。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。 「俗塵にまみれ、悲喜に…

『かぐや姫と絵巻の世界 一冊で読む竹取物語』

●上原作和氏・安藤徹氏・外山敦子氏の『かぐや姫と絵巻の世界 一冊で読む竹取物語 訳注付』(2012年10月31日、武蔵野書院発行、定価1500円+税)が出た。そのオビには、次のようにある。 。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。 ■本書…

奈良絵本 『竹斎』

●このところ、『仮名草子集成』の校正をしていて、今日、ようやく、奈良絵本『竹斎』の初校が終った。『竹斎』は仮名草子の中の代表的な作品である。作者は、富山道冶という医者で、曲直瀬玄朔に医学を学んだ。医学の知識は相当のもので、古活字本や整版本で…

『源氏物語』をむさぼり読んだ少女

●今日の「天声人語」は、次のように書き出している。 。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。 千年近くも昔、たいそう読書好きの少女がいた。世は平安時代、書物は希少だ。彼女は等身大の仏像を造り「あるだけの書物を全部読みたい」とひたすら…