辻井伸行 日本ツアー

●今日は、妻に付き合って、所沢ミューズの辻井伸行ピアノリサイタルを聴きに行った。8月頃、早朝7時30分から並んで、整理番号NO1で購入した座席は、辻井氏の演奏が近くで見られる良い所だった。

●鳴り止まないアンコールの嵐に2度も応えた辻井氏は、この所沢には初めて来ました。素晴らしい音響のホールです。そして、所沢の皆さんが集中して聴いて下さり、とても嬉しいです。そう語った。これは、本心だと、私は思った。1曲ごとに、ピアニストの演奏には熱がこもり、感情が移入していると感じられたからである。

●プログラムは、ドビッシーの「喜びの島」や、ショパンの「英雄ポーロネーズ」などだった。私は、ドビッシーの曲の特徴について、妻に教えて貰って、なるほど、と勉強になった。帰途、妻の運転する車の中で、私は、アメリカのオバマ大統領と、ピアニスト辻井伸行氏と、同じ時代を生きることが出来て、そのことを幸せに思った。

辻井伸行 日本ツアー