最後の仕事
最後の仕事
●私は、生涯をかけて、仮名草子作者、如儡子・斎藤親盛の研究をしてきた。しかし、それは、未だ、完了していない。永遠に完了しないかも知れない。それが、人間存在である。完了した場合、以下の如くなるはずである。出版社は、大阪の 和泉書院を希望している。
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『如儡子・斎藤親盛の研究』 案
平成27年8月30日 〔21〕
目 次
序 章
はじめに
研究史
第一章 如儡子・斎藤親盛の伝記
第一節 初代、祖父・斎藤光盛
第二節 二代、父・斎藤広盛
第三節 三代、如儡子・斎藤親盛
第四節 四代、子・斎藤秋盛
第五節 五代以後の斎藤家
第二章 如儡子の著作『可笑記』
第一節 作者・成立時期・巻数・章段数
〔一〕作者
〔二〕成立時期
〔三〕巻数・章段数
〔四〕「如儡子」「可笑記」の意味と読み
第二節 諸本
第一項 諸本の書誌
〔一〕寛永六年跋写本
〔二〕寛永十九年版十一行本
〔三〕寛永十九年版十二行本
〔四〕無刊記本
〔五〕万治二年絵入本
〔六〕その他(取合本)
〔七〕写本
第二項 諸本の考察
〔一〕寛永六年跋写本
〔二〕寛永十九年版十一行本
〔三〕寛永十九年版十二行本
〔四〕無刊記本
〔五〕万治二年絵入本
〔六〕その他(取合本)
〔七〕写本
諸本系統図
翻刻・影印本等
注・付記
第三節 典拠
第一項 『徒然草』
〔一〕はじめに
〔二〕使用した『徒然草』のテキスト
〔三〕『徒然草』の注釈書
〔四〕『可笑記』巻一の二段と『徒然草』一四二段
〔五〕『可笑記』巻一の四段と『徒然草』一五七段
〔六〕まとめ
第二項 『甲陽軍鑑』
〔一〕『甲陽軍鑑』の成立年と刊行年
〔二〕『可笑記』・『甲陽軍鑑』関係章段一覧
〔三〕浅井了意の出典の指摘
〔四〕巻一の三十一段、巻三の三十九段の考察
〔五〕その他の関係章段
〔六〕関係章段の考察
〔七〕書名「可笑記」出処
〔八〕まとめ
第三項 その他
〔一〕『沙石集』
〔二〕『十訓抄』
〔三〕『無名冊子』
〔四〕『童観抄』
〔五〕『巵言抄』
第四節 内容 各章段の類型
〔一〕一般人の心得に関するもの
A、学問に関するもの
B、友および人付合いに関するもの
C、恋および婬慾に関するもの
D、貧福に関するもの
E、善悪に関するもの
F、親と子の道に関するもの
G、妻に関するもの
H、慈悲に関するもの
I、その他
〔二〕侍の心得に関するもの
A、日常の心得に関するもの
B、戦に関するもの
〔三〕主君の道に関するもの
A、日常の心得に関するもの
B、法度に関するもの
〔四〕仏教に関するもの
〔五〕儒教に関するもの
〔六〕儒仏に関するもの
〔七〕医道に関するもの
〔八〕説話的なもの
〔九〕身辺雑記的なもの
〔十〕その他のもの
第五節 文体
第六節 儒教思想・仏教思想
第七節 批判性
第八節 近世的要素
第九節 浅井了意の『可笑記評判』との関係
第十節 後続作品
第十一節 文学的価値、文学史上の価値
随筆的仮名草子
第三章 如儡子の著作『砕玉抄』
●『如儡子百人一首注釈の研究』を要約
第一節 成立時期
第二節 諸本
1、砕玉抄 (武蔵野美術大学 美術館・図書館 金原文庫)
2、百人一首鈔 (水戸彰考館文庫)
3、酔玉集 (国立国会図書館)
4、百人一首註解(京都大学附属図書館)
第三節 如儡子、「百人一首注釈」の概略
1
2
3
第四章 如儡子の編著作『堪忍記』
第一節 成立時期
第二節 編者の問題
第三節 諸本
1 松平文庫本(松平宗紀氏蔵、福井県立図書館保管)
2 内閣文庫・和学講談所本(国立公文書館蔵)
3 内閣文庫・昌平坂学問所本(国立公文書館蔵)
第四節 松平文庫本 本文翻刻
第五章 如儡子の著作『百八丁記』
第一節 成立時期
第二節 諸本
第三節 内容の概略
第四節
第二節
第七章 研究書・論文など
一、研究・本文校訂・本文複製等の単行本
二、雑誌・紀要・単行本等に発表した論文等
三、論文以外のもの
○参考文献
○斎藤親盛関係年表・斎藤親盛関係系図
○索引
あとがき