2009-10-01から1ヶ月間の記事一覧

センター試験問題(井関隆子日記) への批評

●1999年実施の、大学入試センター試験の1999年度本試験に『井関隆子日記』が出題された。これは、同日記の天保13年(1842)2月21日の条である。その後、『センター試験 過去問研究』『大学入試 センター試験 過去問レビュー』などに取り上…

定命六十 → 七十歳

●寛永19年(1642)版11行本『可笑記』巻2の38段に、如儡子・斎藤親盛は、次のように記している。「定命六十年といへども、まづ、十二三までは、さのみ何事をも弁ぜず。廿斗の程は、父母兄臣の気をかね、万事思ふやうならず。又、六十以後は、世間…

祝 草間彌生氏 文化功労者 受賞 

●今日のニュースで、画家の草間彌生氏が文化功労者に選ばれたことを知って、大変嬉しく、心からお祝い申し上げる。「草間彌生氏(くさま・やよい、本名・弥生)80歳。絵画・彫刻家として、水玉や編み目模様の絵画など独創的な作品を発表した。01年朝日賞…

『机上辞典』 物語

●昭和55年、『机上辞典』の全面改訂版を発売する時、営業販売部から、高野辰之はホントウに文学博士ですか? と問合せがあった。そこで、私は高野博士の略歴を辞典のオビに入れて、ついでに、社のPR誌に「『机上辞典』物語」を執筆掲載した。「『広辞苑…

高野辰之編 『和英併用 机上辞典』

●こんなにも、復刊を望む、高野辰之編 『和英併用 机上辞典』とはどんな辞典か。初版は、昭和7年(1932)9月18日発行、その特色は、文学博士・高野辰之氏と、辞典作りの鬼才・加島謙次氏の協力で創案された。以後、絶える事無く版を重ねて戦後に及ぶ…

復刊ドットコム 『和英併用 机上辞典』

●「復刊ドットコム」というサイトに『和英併用 机上辞典』への、様々な声が寄せられている。◎OKM 父から譲り受けた黒い表紙の増訂版を愛用しているのですが「鸚鵡」より前のページが既に無く、他のページも外れてきたので同じ物を購入しようとしたところ…

唱歌 『故郷(ふるさと)』

●今日の朝日新聞で、文学博士・高野辰之の唱歌『故郷』を取り上げている。「兎追ひしかの山 小鮒釣りしかの川 夢は今もめぐりて 忘れがたき故郷」●この小学校唱歌の作詞は高野辰之、作曲は岡野貞一、大正3年(1914)6月発行の『尋常小学唱歌』に収録さ…

バケツたんぼ

●昨日、「みのぶ・ふるさと便」が届いた。身延町西島産の新米「農林48号」(生産者・長田和江さん)と、「曙大豆の枝豆」」(生産者・佐野文秀さん)である。西島は和紙の産地として知られ、私は小学生の頃、親戚の家に泊りがけで遊びに行った。曙は中山村…

賢者は歴史に学ぶ 文春新書 秋の読書フェア 2009

●文藝春秋のHPを見たら「賢者は歴史に学ぶ 文春新書 秋の読書フェア 2009」が出ていた。「偉大なる人物、比類なき英雄、愛すべき悪役……かれらの成功と失敗から私たちは何を学ぶべきか。 「歴史」にこそ「今」を考えるヒントがつまっています。この秋、…

グーテンベルク 『42行聖書』 から グーグル へ

●10月19日付の朝日新聞、「お宝 発見」のコーナーに、慶應義塾大学所蔵のグーテンベルク『42行聖書』が紹介されていた。1996年(平成8年)に約8億円で購入したという。実は、私は、この本を、1988年(昭和63年)に、日本橋の丸善で閲覧し…

雑誌をネットで有料配信

●今日の朝日新聞によると、日本雑誌協会では、加盟出版社が共同サイトを開設して、ネット上で、雑誌の有料配信を行う方向で検討しているという。先日、IT関連会社のエニグモがネット上で一般雑誌の閲覧・購入サービスを始め、これに対して日本雑誌協会に加…

性書ヲ愛スル人ニ過ギ・・・

●私は今、鹿島則文のコレクション「桜山文庫」の目録原稿を執筆している。執筆と言っても、自分で考えて原稿を書くのではない。則文のお孫さんの則幸氏が文庫の書庫にこもって、一冊一冊、和本を手に取り、毛筆で書き留めた目録を忠実に活字に移す作業である…

錦秋の日本列島を空から見る

●昨日、遅い昼食をしながら、テレビをつけたら、NHKハイビジョンで、天空の旅人、田胡光純氏が撮影した、日本列島の秋の紅葉の様子が放送されていた。確か、前にも見た様な気がするので、再放送だろう。それにしても、ハングライダーにモーターを付けた、…

光ファイバー・CCD

●ノーベル賞 自然科学系、物理学の分野で、中国生まれのチャールズ・カオ博士(75歳)が受賞した。博士はインターネットを支える光ファイバーの実用化に道を開いたという。博士は、光信号の伝わり方を丁寧に計算して、極めて高純度のガラスならば、100…

[エニグモ]の[コルシカ]で雑誌を読む ???

●今日の朝日新聞の報道によると、IT関連会社のエニグモが7日にネット上で一般雑誌の閲覧・購入サービスを始めたという。これに対して日本雑誌協会に加盟する出版社は「無断で全文を閲覧できるようにしたことは著作権侵害だ」として中止を求める方針だとい…

欧陽脩の 『秋声賦』

●秋分の日も過ぎ、暦の上では、間もなく寒露となる。台風18号の接近で肌寒い日が続いている。秋だなーと思う。唐宋八大家の1人に数えられた欧陽脩が、秋の夜の趣を謳いあげた詩に『秋声賦』がある。詩は「欧陽子方夜読書聞有声・・・」ではじまる。全部で…

井関隆子関係系譜の増補

●書家の承春先先生のことで、もうひとつ、忘れられないことがある。『井関隆子日記』の著者の実家・庄田家には系譜が、正本と副本の2点が伝えられている。正本は巻子本で、極めて貴重な存在であるが、これは、7代・安明までの記載である。これに対して、副…

盛況 日本近世文学会

●今日、平成21年度 日本近世文学会秋季大会の案内が届いた。今回は大阪の関西学院大学で、11月7日〜9日に行われる。研究発表内容を拝見して、学会の意欲と盛況を予感させる。1,国文学研究資料館蔵秋成説書入『万葉集』について 高松 亮太 2,『古今…

中秋の名月

●夕方、散歩していたら、あっちでも、こっちでも、ススキを入れたお月見の花束を持つ方々が目についた。小手指の駅前の花屋さんにもお月見の花束セットを売っていた。今日は十五夜であった。帰宅してベランダから欅の葉越しに眺めたら、雲間にまん丸の月がの…

『かいじしんぶん』 第618号、平成21年(2009)10月1日付

●今日、ポストを見たら、東京原村会の会長・齋藤捷也氏から封書が届いた。開けてみると齋藤氏の手紙と『かいじしんぶん』平成21年(2009)10月1日付、が入っていた。過日の、第36回東京原村会の記事が出ているので御覧下さいとのこと。『かいじし…