2011-04-01から1ヶ月間の記事一覧
●本日、『昭和女子大学九十年史』を頂いた。発行は、平成22年12月25日である。A5判、536頁、口絵写真20頁の大冊である。表紙はスクールカラーの濃い青色。見事な90年史である。トップに入っている、創立者・人見圓吉先生のお写真をはじめ、1…
●今日の朝日新聞の記事によると、国会図書館は、絶版本など、入手困難な書籍を電子データ化して、大学図書館や公共図書館へ配信する方向で進めているという。この案を、27日行われる、作家・出版社、図書館団体などの検討会議に提出するという。●国会図書…
●イギリスのニューカスル大学のラウラ・モレッティ氏から英文の論文が届いた。論文名は、日本語に訳すと「仮名草子新考―日本の大衆向け文学の始まり」というもの。58ページの力作論文である。発表の雑誌は「Monumenta Nipponica」2010年、秋、65巻2…
●昨日は、鈴木重嶺の墓所、新大久保の全龍寺へお参りした。教え子のNさんとKさんも来てくれた。昨年伺えなかったので、『芸文稿』の第3号と第4号を持参し、高崎御住職様の奥様に御挨拶して差し上げた。過日の東日本大震災の折に倒れた墓石は、もう修復さ…
●一昨日、株式会社 古典ライブラリーから「日本文学Web図書館」というパンレットが郵送されてきた。日本文学研究のための会員制有料サイトである。コンテンツは、①和歌文学ライブラリー。②和歌&俳諧ライブラリー。③平安文学ライブラリー。④辞典ライブラリ…
●木越治氏を中心とする研究者によって、明治の国文学者、藤岡作太郎の研究が進められていて、この度、『藤岡作太郎日記 明治四十一年』として、科研補助金による研究成果報告書が発行された。有意義な研究主題だと考える。●藤岡作太郎の国文学史上における評…
●「さるさる日記」の私の日記に、以前、国文学研究資料館のバナーが貼られた事があった。これには、少々驚いたが、今度は、『旗本夫人が見た江戸のたそがれ』と『仮名草子研究文献目録』が貼られて、もっと驚いた。広告主は楽天らしいが、いろいろ検索して、…
●定期購読している〔週刊 江戸〕の63は「暗黒の出版統制」(4月12日発行)である。この号に新宿の大久保が取り上げられている。ツツジの名所として知られている大久保である。鉄砲百人組が暮らしていた大久保は、平和が続いた頃に旗本たちが広い屋敷を…
●昨日、長井市の斎藤豪盛氏から宅配便が届いた。表に「割れ物」と書かれている。開けて見て吃驚した。斎藤家第13代豪盛氏揮毫の色紙と木村盛康先生作の油滴天目夫婦碗が入っていた。早速、お電話して御礼を申し上げた。ただし、豪盛氏は外出とのことで、第…
●1月25日、上の前歯の一部分がポロリと欠け落ちて、長年、メンテナンスをして頂いている、板倉歯科医院の板倉先生に治療して頂いた。その2、3日後に、右下の奥歯にかぶせた金属が脱落、これも治療して頂いた。これで終りかと思ったら、先生は左下の前に…
●散歩の途中、久し振りに、近所のオナイ写真へ廻ったら、朗報が待っていた。尾内さんが応募していた、ニッコールクラブのフォトコンテストに入選したのである。第58回 ニッコールフォトコンテスト 第1部モノクロームの部に「雨のプロムナード 尾内勲」と…
●朝日新聞に「印象深い偉人の伝記」という特集が載った。アスパラクラブの会員にアンケートを行い、日本・外国の「偉人」約60人を選択肢にして、5人を選んでもらった結果だという。1位 野口英世 2位 ヘレン・ケラー 3位 マリー・キュリー 4位 トーマ…
●石川了氏の大著『江戸狂歌壇史の研究』が発行された(平成23年3月30日、汲古書院発行、A5判776頁、定価18000円+税)。ずしりとした大著を目の前にして、私は敬服と感激の思いが強い。この主題の研究としては、最初の快挙ではないか。石川氏…
●昨日は、久し振りに渋谷へ行った。昭和女子大学に勤務していた頃、大変お世話になったK先生が今年度で退職されるとのことで、8名が集まって長い間の御苦労をねぎらい、大学への貢献に感謝した。幹事役のM先生がとても気の利く方で、色紙を用意して下さっ…