2010-01-01から1ヶ月間の記事一覧

50年ぶりの寄席  所沢「富岡寄席」

●今日は、近所の公民館の寄席へ行って、落語を楽しんできた。昨年、喫茶店・豆うさぎで地元の落語研究会の方から、宜しかったらどうぞ、とチラシをもらった。三遊亭小遊三一門の「富岡寄席」である。小遊三の弟子の真打・三遊亭遊喜師匠が指導する、所沢落語…

キンドル VS アイパッド

●アマゾンが販売する電子ブックリーダー、キンドル。2007年11月にアメリカで発売開始。日本では、2009年10月発売。これに対して、1月27日に、アメリカのアップルが、新しい端末「アイパッド(iPad)」を発表した。テレビで見たが、本のペー…

長谷川卓 の 最新作 『戻り舟同心 逢魔刻』

●長谷川卓の最新作『戻り舟同心 逢魔刻』(学研M文庫、2010年1月26日発行、629円+税)が出た。「戻り舟同心」シリーズの第3作、書下ろし作品である。元同心68歳、元御用聞き72歳・77歳、つまりリタイアした人物が、戻り舟として、江戸の…

出版界の現状 返品の問題

●1月14日の日記で、電子書籍市場の5年後の予測は、3000億円に達する可能性がある、という記事を紹介した。この額は出版界にとってどんな意味を持つのか。●1月25日の朝日新聞の報道によれば、出版科学研究所は、2009年の書籍・雑誌の、取次ル…

「井関隆子」 は 「私」 を越えた

●今日は、主治医の斎藤先生の所に行って、定期健診をしてもらった。特に異常は無い。アクトスとアムロジンの処方箋をもらう。これは、糖尿病と血圧の薬である。診察が終わったら、先生は引き出しから、東京新聞に以前掲載された「江戸探訪」の「ツアーで大奥…

リニア、アメリカへ輸出

●今日のニュースで注目をしたのは、JR東海が、超伝導リニア新幹線システムをアメリカへ売り込む計画が、すぐそこまで進んでいる、ということであった。過日、実験線のリニアを、相模原――甲府 間で前倒しして営業開始するというニュースで大変驚いたが、日…

週刊 『江戸』 スタート

●17日の朝日新聞に全面広告が出ていて、研究会への途中、北千住で、週刊『江戸』の1巻を求めた。もう、15年も前に、大学の職場の先輩から、江戸がブームですね、と言われて、嬉しくなった経験がある。その後も、江戸のブームは続いている。最近のNHK…

『求めない』 生き方

●敬愛する同郷の詩人、佐野千穂子さんが、1冊の本を贈ってくれた。加島祥造氏の詩集『求めない』である。2007年に発行された詩集であるが、とても素晴らしい詩ゆえ、2冊求めて持っておられたという。そんな時、私が、研究者にとって、資料との出合いは…

鈴木重嶺と勝海舟・天璋院

●『海舟日記』の明治17年3月16日の条に、「鈴木重嶺、天璋院追懐の歌取り集め出来、持参。五円遣わす。」とあり、海舟の『戊辰以来 会計荒増』の同日にも、「同(三月)十六日 五円 鈴木重嶺、天璋院様追懐歌取り集め候に付き遣わす」とある。●天璋院は…

雲烟過眼(うんえん かがん)

●鈴木重嶺の漢詩の軸の落款に「緑堂」「雲烟過眼」とあった。「緑堂」は重嶺の号であるが、「雲烟過眼」は中国から伝えられた、成語で、雲や煙が眼の前をすーっと通り過ぎるように、楽しみにいつまでも執着しないという意味。出典は、中国の唐宋八大家1人・…

「日本電子書籍出版社協会(仮称)」 発足

●朝日新聞の報道によると、朝日新聞出版・NHK出版・学研・角川・河出・講談社・光文社・集英社・小学館・新潮社・中央公論・文藝春秋など21社が、電子書籍市場の拡大を予測して、「日本電子書籍出版社協会(仮称)」を2月に発足させるという。アメリカ…

大東急記念文庫 閲覧 一時 休止

●世田谷・上野毛の大東急記念文庫から連絡が来た。五島美術館は、本年開館50周年を迎えるが、施設の老朽化が進み、大規模な増改築を行うことになった。併設されている、大東急記念文庫も、閲覧室・事務室等の改築のため、閲覧業務を休止する事になった。休…

文明の利器 2題

●今日の朝日新聞によると、ビックリするニュースが2つあった。それは、日本航空の再建が法的整理で処理されるというものではない。私にとって、こんなニュースは、どうでも良いこと。それよりも、1つは、リニア一部先行開業ということであり、もう1つは、…

小澤征爾氏 食道ガン を公表

●昨日の朝日新聞・夕刊で、小澤征爾氏が食道ガンであると報じられた。また、夜のテレビでも医師と共に会見をしていた。日本だけでなく海外のメディアも多く取材に集まっていた。音楽の世界では、世界的な指揮者である。会見の様子では、ガンは初期段階で転移…

お他人様の 日記

●私は、お他人様の日記には余り興味が無い。だから、人様のウェブ日記やブログは殆ど読まない。ところが、この年末年始は、お他人様の日記を読む事に没頭した。それも、スラスラ、スイスイと読むのではなく、じっくりと1字1字吟味しながら読むのである。長…

「fuakiの日記」と「さるさる日記」

●私は、お他人様の日記には余り興味が無い。だから、ウエブ日記やブログも殆ど読んだことが無い。ごく親しい人のHPのブログは時々読んでいる。元気にやっているかな、と心配になるからである。自分では、「2つ目の日記」として、さるさる日記を書いている…

本年 2つ目 の プレゼント

●昨日、仏像文化財修復工房の松岡誠一氏から『斎藤家 御位牌(大) 修復報告書』が届いた。仮名草子作者、如儡子・斎藤親盛の御子孫の斎藤豪盛氏から年末にお電話があった。12月25日、かねて依頼していた斎藤家の位牌の修復が済んで、新潟の仏像文化財修…

今年も年賀状のプレゼント

●毎年、教え子からたくさんの年賀状をもらう。今年もたくさん頂いた。卒業してもう00年になります、とか、もう00歳ですっ、とか。お子さんの写真を入れてくれる人も多い。お母さんに似て美人だね、と返信する。もう子供の勉強についていけません、と言う…