感謝、さようなら

●今日で、私は、インターネットの世界から去る。この、「傀儡子の日記」にアクセスして下さった、多くの方々に、まず、御礼を申し上げる。今月のアクセスは、 4719÷29=162 1日160人の方が、この、愚にもつかない、何の役にも立たない記録に目…

最後の仕事

最後の仕事●私は、生涯をかけて、仮名草子作者、如儡子・斎藤親盛の研究をしてきた。しかし、それは、未だ、完了していない。永遠に完了しないかも知れない。それが、人間存在である。完了した場合、以下の如くなるはずである。出版社は、大阪の 和泉書院を…

情報収集と情報発信

情報収集と情報発信●HP 「近世初期文芸研究会」 開設して17年になる。この立ち上げには菊池先生の御協力があった。デザインも先生が担当して下さった。ネット利用の原則は、ギブ&テイクだと認識して、実名で責任ある情報を発信し、有益な情報を収集して…

如儡子の辞世詠

辞世詠 291 如儡子●ネット上に 「辞世千人一首」 というサイトを見つけた。その中に、如儡子の歌を見つけた。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。辞世詠 291 如儡子身はかくて死すともこの書見ん人の 知恵の鑑の影は離れし●江戸前期の仮…

下高井戸の吉田園

●妻の母の関係資料を整理していたら、下高井戸の吉田園の写真が出てきた。義母は沢村氏と結婚したが、本性は吉田である。念のため、吉田園をネットで検索してみたら、吉田本家は、大変広大な土地を所有していたことがわかった。菩提寺は、下高井戸の宗源寺で…

東禅寺正宗の名刀

●庄内藩の池田家の名刀の、盗難・転売・展示のニュースに接した。この名刀、転売の時、1億円で、致道博物館では買い戻せなかったという。私の探索している、名刀、東禅寺正宗は、もし、現在、オークションに出たならば、20億、30億の高値が付くだろう。…

体験授業

齋藤彰先生の体験授業●昭和女子大学の日本文学科のブログを見たら、今日、オープンキャンパスで、高校生向けの体験授業は、齋藤彰先生の「百人一首の世界」だという。実に懐かしい、齋藤先生と共に勤務していた頃、「百人一首」に関して、多くのアドバイスを…

『仮名草子集成』 第54巻 発行

●今日、東京堂出版から、『仮名草子集成』 第54巻の見本が届いた。第1巻と同じ装丁で、特に変わっていないが、第54巻である。第1巻は、昭和55年、朝倉治彦先生によって刊行された。それから、35年が経過して、54巻まで進めることが出来た。本巻…

私、深沢秋男のプロフィール

私〔深沢秋男〕のプロフィール●私のプロフィール■ニックネーム 如儡子(にょらいし) ■年齢 後期高齢者、79歳 ■住んでるところ 所沢 ■生れたところ 身延 ■好きなたべもの ピーマンは嫌い ■10余年前から、HP「近世初期文芸研究会」を開設、情報発信して…

ブログ閲覧の皆様に感謝

ブログ、アクセスの皆様に感謝●今度、私はインターネットから撤退することにした。HP「近世初期文芸研究会」を通して、情報発信し、同時に、研究上の情報を収集してきたが、同時に、ネット上にブログを書き込み、多くの写真などの画像を発信してきた。14…

インターネット撤退

インターネット撤退●私は、もう老齢であるので、このあたりで、インターネットから撤退することにした。2015年8月末日をもって、インターネットを完全にやめることにした。今年の年初から、諸方面に、順次連絡してきたので、情報提供もほぼ、無くなった…

終活本丸

終活本丸●私にとって、終活の本丸は、何と言っても蔵書の処置である。これまでも、蔵書の移動は何回かあった。大きなところでは、研究室が大学3号館から大学1号館に移動になった時。適宜、卒論担当の学生に手伝わせるように、との連絡があったが、国文科の…

死去ネット

●私は、毎朝、仏壇に向かって、蝋燭をともし、線香を立て、家内の祖父母、父母、私の祖父母、父母、他界した兄姉、姪など、沢村家、吉田家、深沢家、渡辺家、佐野家、など、自分の係累の他界された方々にたいして、お祈りをする。次に、珈琲を飲んで、パソコ…

祝優勝 専修大学松戸高校 千葉県大会

祝優勝 専修大学松戸高校 千葉県大会●高校野球の千葉県大会で、専修大学松戸高校が優勝した。私は、特に高校野球に興味がある訳ではない。しかし、専大松戸と言われると、すぐ石澤豊先生を思い出す、石澤先生は、長年、専修松戸に勤務された。野球が好きだっ…

仮名草子作品の版本の和紙

●増田勝彦先生の和紙についての論説を拝読して、私は、仮名草子の版本調査を始めた頃を思い出した。版本調査は、学生の3年・4年頃から開始した。調査方法も、先人の調査をお手本にした。しかし、誠に様々であった。私は独自の調査方法を作った。調査項目は…

仮名草子 『徒然草嫌評判』

『徒然草嫌評判』●今、『仮名草子集成』に収録する『徒然草嫌評判』のサブ校正をしている。書名の如く、『徒然草』を批判したものであるが、実に面白い。古典文庫の解説で、吉田幸一先生は、成立時期に関して、次のように記しておられる。 。。。。。。。。…

般若心経  など

般若心経●私は、少し蔵書が溜まり出した頃、篆刻家に蔵書印を刻してもらった。酒田出身の篆刻家・冨樫省艸という方に出会って夢がかなったのである。蔵書印から、氏・名と進み、やがて遊印の世界に彷徨う。病膏肓に入る、の類だった。やがて、その数、数百点…

齋藤家 墓所 参詣

齋藤家 墓所 参詣●6月23日、24日と、二本松の松岡寺にある、齋藤家のお墓参りをした。齋藤家第13代豪盛氏御夫妻が、私と妻を招待して下さった。本年6月吉日に、第二墓碑(それからの齋藤家)の裏面に、追加補刻をしたので、それも確認するためである…

ロボット ペッパー

●今日の 天声人語 はソフトバンクが発売した、ロ゛ット〈ペッパー〉を取上げている。 。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。天声人語 6月22日夜、若い女性が帰宅する。一人暮らしらしい。人のかたちをしたロボットが出迎えた。「おかえりなさ…

韓国――日本近代・現代文学の現況

韓国――日本近代・現代文学の現況●昭和女子大学の日本文学科のブログに、近代文化研究所の講演の様子がレポートされていて、大変興味深い。 。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。小説の力〜韓国の先生に教えていただいたこと [2015年06月19日(金)]…

如儡子と名刀正宗

名刀、東禅寺正宗と斎藤親盛●今、刀剣女子という言葉が生れたように、女性の間で、日本刀の魅力が話題になってたいるという。私は、仮名草子作者、如儡子・斎藤親盛との関係で、名刀・東禅寺正宗のゆくえを長年探索してきた。これは、日本を代表する正宗の名…

井関隆子と福沢諭吉

●古い資料を整理していたら、2005年3月発行の『学苑』第773号が出てきた。この号の新刊紹介には、東京大学名誉教授・坂梨隆三先生が、拙著、『井関隆子の研究』を採り上げて下さった。10年前のことであるが、懐かしく再読させて頂いた。御多忙の先…

日記再開

●今日から、また日記を再開したい。

18年目の桜

●今日は、3月31日、日本全国が、平成14年度の最後の日として、年度を切り替える。昭和女子大では、今日、本年度で定年退職する教職員に辞令を交付するだろう。そうして、明日、4月1日には、新体制の人事の始動として、新任の辞令を出す。私は、10年…

詩誌 『黒豹』 第138号

●館山の黒豹社から、『黒豹』第138号が刊行された(平成27年3月30日)。詩人、尼崎安四、竹内勝太郎を尊敬する人々の活動である。私は、友人の松本靖君から、尼崎安四という詩人を教えられた。また、郷里の詩人、佐野千穂子氏から、『黒豹』の主宰者…

近世初期文芸研究会 アクセス 188888

●今朝、6時25分頃、近世初期文芸研究会のアクセスが、188888 となった。大した情報は無いのに、これだけのアクセスがあった。私は、菊池先生のお蔭で、これまで、書き溜めてきたデータをネット上に公開することが出来て、これはラッキーだった。 。…

七つの仕事展 ―2015年春―

●昭和女子大の教え子の出村実英子さんから、新しいグループ展の案内が届いた。彼女の卒論指導をしたのは、はるか昔、今も工芸の道に精進し、新作を世に問い続ける姿に、感動している。 ●陶芸、彫刻、漆器、家具、ファイバー。それぞれの道にチャレンジし続け…

宮澤照恵著 『『西鶴諸国はなし』の研究』刊行

●宮澤照恵氏の『『西鶴諸国はなし』の研究』が刊行された(2015年3月25日、和泉書院発行、定価13500円+税)。本書の内容は、次に掲げる目次の通りである。また、出版社のHPには、次の如く書かれている。 。。。。。。。。。。。。。。。。 『…

『江戸連』 其の拾 発行

●NPO法人 江戸連が発行する『江戸連』の第10号が発行された。創刊は、2006年、創立時の会員は20名だったが、今は80名の団体になった。この号は、江戸連と長崎の関係も特集していて、大冊となった。江戸連の益々の発展を願う。 。。。。。。。。…

『井関隆子日記』研究の新論文

●真下英信氏の新しい論文、「音で読む『井関隆子日記』:物売り」を拝受した。『慶應義塾女子高等学校研究紀要』第32号(2015年3月刊)に掲載されたものである。真下氏は、これまで、「音で読む『井関隆子日記』:天気の記述」「音で読む『井関隆子日…