2009-01-01から1ヶ月間の記事一覧

佐佐木信綱と鈴木重嶺

●佐佐木信綱は、近代短歌を切り拓いた歌人の一人としても知られていたが、国文学専攻としての私は、『万葉集』『新古今集』の研究者として、まず学恩を蒙った。この信綱に少しではあるが、具体的に関わるようになったのは、鈴木重嶺関係の資料を整理し始めて…

転職

●1月・2月のこの時期は、転職の話題が多い。マスコミでも国家公務員の天下り・ワタリがしきりに報道されている。明治以降、築き上げてきた公務員制度は、日本の国益を守る役割を果たし、その制度は優れていると思うが、どうも、年齢を重ね過ぎて、動脈硬化…

『朝日新聞』 創刊130年

●『朝日新聞』は、明治12年(1879)1月25日、大阪で創刊されたという。本日、130周年だという。本年1月現在の発行部数は、朝刊814万部、夕刊341万部とある。デジタルメディア時代を迎えて、テレビ朝日、KDDIと連携して携帯電話向けの…

翠園・鈴木重嶺の短冊

●今日、菊池氏に依頼していた、鈴木重嶺の短冊が届いた。 「木枯 夜あけなばもりも曇らぬ空や見む あけらはねらねこからしの風 八十叟 重嶺」 である。翠園、80歳といえば明治26年。85歳で没しているので、その5年前の詠。晩年の歌人の晩秋から初冬に…

文学と歴史

●『信長公記を読む』(堀新編、2009年2月1日、吉川弘文館発行、2800円+税)を読んだ。実に有益な内容である。15名の執筆者によるものであるが、執筆者各氏の専攻が、歴史と文学である。この点が実に嬉しい。多くの場合、歴史は歴史、文学は文学…

〔新常用漢字〕

●今日の朝日新聞の報道によれば、現在、通用している常用漢字を改める試案がまとまったという。文化審議会は、2010年2月に文科相に答申し、その年の秋に内閣告示される予定とのこと。昭和56年(1981)10月告示の常用漢字に191字を追加し、5…

パイオニア の レーザーディスク

●今日の朝日新聞の報道によると、パイオニアはレーザーディスク・プレーヤーの生産を終了するという。長い間、映画鑑賞やカラオケで活躍してきたが、DVDやBDに、その座を譲ったという。記録媒体の日進月歩を思う。●昭和55年(1980)、私は目黒の…

筆順配列の漢和辞典

●先日、久し振りに千葉の姉に電話したら、前に上げた辞典がボロボロになった、ともらしたので、書斎に何冊かあったので、それを送って上げた。私の姉であるから、年齢も相当のもので、視力も落ちているハズ。ついでに書店で大活字の辞典を4冊揃いで同封した…

本を出す

●私は、より多くの人に自分の考えを伝えるには、本を出すことだと思っている。いくら、頭の中で考えても、他者には伝わらないだろう。それには、まず、話す事だと思う。1人よりも2人、50人、100人の方に話すほうが多く伝わるだろう。さらに、効果的な…

片岡千恵蔵 

●菊池氏は子供の頃、片岡千恵蔵のファンであったという(→いろいろエッセー)。35年生れの私にとって、映画は娯楽の王様で、毎週毎週、村に1軒の映画館で映画を観て育った。私も片岡千恵蔵は大好きな俳優であった。●私は、中学から高校へかけてカメラに熱…

ドナルド・キーン氏の労作

●『文学界』2009年2月号に掲載された、ドナルド・キーン氏の長編評論「日本人の戦争――作家の日記を読む」を読み始めた。まだ、最初の部分を読んだのみであるが、見事な労作であると思う。青野季吉・永井荷風・高村光太郎・野口米次郎め伊藤整・斎藤瀏・…

初散歩と『天地人』

●新年になって、初めての散歩をした。今日のコースはオオタカの森を回った。コースの途中にある大きな墓地の観世音菩薩に手を合わせて、新年の挨拶をした。いずれ、近々に伺いますので、その時は宜しくお願い申し上げます、と祈った。●森は大部分が落葉樹ゆ…

謹賀新年  2009年 元旦

●平成21年 2009年 1月1日 を迎えた。この新しい1年が、全世界の人々にとって、良い年になりますよう、心からお祈りする。民族や宗教や思想や利害や、様々なことはあるにしても、他者の幸せを願い、他者を危めたりすることの無いようにしたいと思う…