2014-07-01から1ヶ月間の記事一覧

芸術は長く人生は短し

●「古代ギリシアの医者ヒポクラテスの言葉。・・・人間の命は短いが、すぐれた芸術作品は作者が死んだのちもながく残るものであるから、芸道に精進すべきであるの意に用いるようになった。」『日国2版』 ●陶芸家の木村盛康先生から、お便りを頂いた。木村先…

アクセス 18万 てすごくないですか

●今日、午後、〔近世初期文芸研究会〕のアクセスが 18万になった。日本文学の中でも地味なサイトが、これだけのアクセスに達したというのは、大したものだと、自分では思っている。特に魅力的な内容も無い、サイトである。J−TEXTS 879285 菊池…

さまよう 墓石

●今日の朝日新聞1面に、現在のお墓の実状が報じられている。当然と言えば当然であるが、人間の生き方について考える時、深刻と言えば深刻な問題である。「無縁化 さまよう墓」「不法投棄続々」「墓の墓 も」「少子化 墓守が不在」「過疎進み、各地で撤去」…

大久保房男氏御他界

●もと『群像』編集長の大久保房男氏が御他界なされた。92歳である。 心からお悔やみを申し上げます。。。。。。。。。。。。。。。。 大久保房男さん(おおくぼ・ふさお=作家)が25日、十二指腸乳頭部がんで死去、92歳。葬儀は近親者で行った。喪主は…

祝 『近世文芸』 第100号 発行

●日本近世文学会の機関誌『近世文芸』第100号記念号が発行された。創刊は、昭和28年・1953年である。第2次世界大戦が終って、国文学界にも、新しい動きが出始めた頃であろう。『日本近世文学会会報』創刊号の執筆者は、久松潜一・守随憲治・野間光…

懐かしい雑談

●今日は、研究会の月例会があって東京へ出た。2人の研究発表が終って雑談の中で、文学研究の仕方について、若い研究者から意見が出された。席上、様々な意見が出され、大変参考になったが、私は、出席者の方々の御意見を伺っているだけで、これと言った発言…

懐かしいブログ

●今日は、誠に懐かしい方のブログが目に飛び込んできた。もう何年前であろうか、大学の国文学の研究者にもインターネットの波がジワジワと押し寄せてきた頃のことである。私は、所属する皆さんに、パソコン利用のことをお薦めした。これからはパソコンの時代…

スコップ三味線

●富士川舟下りの船頭さんが、面白い書き込みをした。船頭の一人、小野さんがお客さんへのサービスとして、舟の上でスコップ三味線で、唄を披露して、好評だという。 。。。。。。。。。。。。。。。。 再び船頭の依田です。 富士川舟下りの船頭に似合わぬ船…

美味しいコーヒー、見事な絵画

●今日は、暑いさ中、自転車に乗って狭山まで出掛けた。目指すは、美味しいコーヒーの店、〔カフェ・ド・ちゃぁみぃ〕。よく散歩で歩く、オオタカの森を通り抜け、所沢狭山線を狭山方向に進む。狭山郵便局の手前を右折して少しゆくとありました。お店のブレン…

フェイスブック 2014年4〜6月期 純利益 約800億

●今日の朝日新聞によると、交流サイト(SNS)最大手の米フェイスブックの、現在の利用者数は、約13億2千万人で、今年3ヶ月の純利益は、約800億円だという。いやはや。 。。。。。。。。。。。。。。。。。。 フェイスブック純利益2.4倍、売上高…

鶴岡でも舟下り

●今日の 荘内日報によれば、山形の鶴岡でも、木造の舟に乗って、芭蕉を偲んだという。芭蕉が酒田へ向けて舟に乗った場所「芭蕉乗船地跡」を中心に舟に乗って、句を詠んだという。舟は富士川下りの舟よりも小振りで、平たい舟である。このように、歴史に思い…

アクセスを競う

●今日の朝日新聞によれば、ネット時代の広告の特徴として、アクセス数を競うことになり、そのトラブルが増えているという。私は、自分のHPのバナーなどについて無関心であるが、グーグルの収入の大部分がネット上の広告料だというから驚く。私のブログの広…

国会図書館蔵 『恵美草』の書写者

●私は、ずいずん前に、桜山文庫所蔵の、幕末の女性の日記にめぐりあって、結果的には、この日記に10年近くの時間を消費してしまった。明けても暮れても、この女性の日記を読んでいた。これだけ読めば、その筆跡もわかる。 ●東北大学図書館・狩野文庫所蔵の…

蔵田茂樹の 『恵美草』

●佐渡の歌人、蔵田茂樹が、佐渡の年中行事を書き留めた『恵美草』がある。この著作は何と読むのだろう。 。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。 恵美草(ゑみそう)相川の年中行事を記述した蔵田茂樹の著作。最初「鄙の手振」と題したが、京都の…

ケイタイ料金 ¥3円也

●妻の携帯の今月の料金が、何と3円だった。昨年末頃、ドコモからソフトバンクに切り替えた。毎月、何千円かだったと思うが、6月分を振り込もうかと金額を見たら、何と3円だった。これは、どういうことであろうか。 ●そういえば、最近、彼女は携帯を持って…

小手指 → 池袋 → 渋谷 → 武蔵小杉

●昨日は、武蔵小杉まで出掛けた。驚いたことに、小手指から、横浜中華街行きの電車に乗れば、直通である。武蔵小杉には、法政二高があり、その関係で、私達の『近世初期文芸』も『文学研究』も『芸文稿』も、この武蔵小杉にある、稲栄社印刷にお願いしてきた…

仮名草子の範囲と分類

■仮名草子の範囲と分類 深沢秋男 水谷不倒氏が「仮名草子」と命名してから既に百年が経過しようとしている。研究の進展と共に作品の数も次第に増加して、現在では三百点に達する勢いであるが、これには、昭和四七年完結の『国書総目録』が大いに与って力があ…

谷脇理史先生のこと

●今日、『田夫物語』の校正をしていて、早稲田大学の資料影印叢書『仮名草子集』のことを思い出した。この本は、平成6年(1994)に発行されたが、谷脇理史先生の編集である。早稲田大学図書館所蔵の貴重な仮名草子作品を8点収録している。この中に『田…

『田夫物語』 男色・女色 優劣論

。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。 ■田夫物語 でんぶものがたり仮名草子。一冊。作者未詳。寛永一四年(1637)〜承応元年(1652)頃刊。 問答形式で男色女色の優劣を論じた作品。 夏の暑い日、主人公は友人二、三人と連れ立って川辺に出た…

死亡者のデータ 削除

●NHKニュースを見ていたら、ネット上のデータ発信者が死亡した場合、そのデータを削除するサービスがスタートするらしい。死期の近い私などには、朗報である。「近世初期文芸研究会」のデータは、少しは後世にも役立つ部分があるとすれば、これは、菊池先…

国会図書館の複写料金はコンビニで

●菊池先生のエッセイに、国会図書館の複写代金が、コンビニから振り込めると出ていた。私も、先日、国会図書館の振込み用紙をみて、驚いた。とても便利で有り難い。税金も、電気料金も、水道代も、電話代も、コーヒー代も、みんなコンビニで。 ・・・・・・…

医療健康診査

●所沢市の後期高齢者医療健康診査の結果を、さいとう内科クリニックから頂いた。全体として、特に問題はないが、糖尿病には注意するようにとアドバイスされた。総合判定では、Eで治療の継続をするようにとの事。血液検査●昨日は、午前中、さいとう内科クリ…

自家製 木造和船 完成 富士川舟下り

●富士川舟下りの船頭さんたちが、御自分で木製和船を作った。図面を引いて製作を開始したのは、かなり前だと思う。冬の寒い間も、努力して完成した。天竜ライン下りの先輩のアドバイスをもらって進行した。船底の工事の時も、人力で舟を回転させてやっていた…

花子の勤めた出版社 教文館

●NHKのTwitterが届いた。私は、フェイスブックは、昭和女子大と富士川舟下りだけ見る。ツイッターはNHKだけ登録している。あとは見ない。今日、NHKのTwitterから「花子とアン」銀座に隠れた人気スポットが届いた。 ●この、朝のドラマは時々見てい…

面白い 論説委員の見識

●今日の朝日新聞が、「安倍内閣の憲法解釈変更」に対しての各新聞の社説の反応を整理して示している。批判的なのは、朝日・毎日・東京、妥当だというのが、読売・日経・産経。地方紙では、反対40、賛成3、だという。新聞における社説は、その新聞記者を代…

来るか 電子書籍の波

●今日の朝日新聞の夕刊によれば、今年も開催された、東京国際ブックフェアで、立花隆氏が基調講演をして、今度こそ、電子書籍の波が来ると話したという。 。。。。。。。。。。。。。。。。。。■学校発で社会変革へ このフェアは出版関係者向けの商談展。立…

花子とアン 好評

●NHKの朝のドラマ「花子とアン」は面白い。以前、「ゲゲゲの女房」も面白くて、時々みたが、今回の「花子とアン」も、かなり、時々見ている。主人公が『赤毛のアン』の最初の翻訳者ということ、彼女の実家が山梨の甲府であるということ、それに、初期の出…

約束は雪の朝飯(あさめし) 

約束は雪の朝飯(あさめし) 石川丈山は、近世初期の儒者である。武士であったが、仕えを辞し、京都・賀茂山に隠棲して詩歌の道を楽しんでいた。 ある時、この草庵を小栗某が訪れる。この小栗も、もとは武士の出であったが、へつらい事の多い俗世を捨てた身…

後期高齢者 健康診査

●所沢市から後期高齢者医療 健康診査の御案内が届いたので、ちょうど、さいとう内科クリニックに薬を貰いに行くのと合わせて審査して頂いた。私は、長年、年1回、サン虎ノ門クリニックの人間ドックを受けていたが、もう高齢であるし、あとは、成り行きに任…

ロダンのバルザック像

ロダンのバルザック像 東明学林四日目はバス研修であった。宗我神社、小田原城址、伝肇寺、箱根旧街道、箱根の関所跡等を見学して、最後に彫刻の森美術館に着いた。 ピカソ、ヘンリー・ムーア、エミリオ・グレコ、日本の代表的な作家の作品も多く、多感な学…