国会図書館蔵 『恵美草』の書写者

●私は、ずいずん前に、桜山文庫所蔵の、幕末の女性の日記にめぐりあって、結果的には、この日記に10年近くの時間を消費してしまった。明けても暮れても、この女性の日記を読んでいた。これだけ読めば、その筆跡もわかる。
東北大学図書館・狩野文庫所蔵の『さくら雄が物かたり』も、国会図書館所蔵の『恵美草』も、静嘉堂文庫所蔵の『宇津保物語考』も、吉海直人氏所蔵の『雅文』も、井関隆子の筆跡であると断定した。『井関隆子日記』を核として、その人物の文業が明らかになったのである。
★「国立国会図書館所蔵 『恵美草』の書写者について」 →http://www.ksskbg.com/takako/index.html
■『恵美草』昭和女子大学図書館蔵

■『恵美草』国会図書館