2010-08-01から1ヶ月間の記事一覧
●本日、仏像文化財修復工房の松岡誠一氏から、「斎藤家 御位牌(天保・嘉永)修復報告書」が届いた。松岡氏には、昨年から、斎藤親盛・如儡子の斎藤家の位牌を修復して頂いている。その第3回目の修復が終り、8月17日に斎藤家へ搬入され、次の位牌を預か…
●日本最大の出版社、講談社の子会社「星海社」が、4月28日設立された。かつて、光文社や東都書房が設立されたのを思い出す。現在、光文社は活発に活動しているが、東都書房はどうなったのか。それは、それとして、今回の星海社は、Webサイトの企画および…
●私は、今、如儡子・斎藤親盛の「百人一首」注釈の研究をまとめていて、数日前に、『砕玉抄』(珠玉の名歌を細かく分解して説明するという意味)の本文の原稿を仕上げた。総ルビとも言える、徹底した啓蒙的な注釈書である。おそらく、百人一首注釈史上、これ…
●今日、プラン・アンド・ネットワークにお願いして、家の熱帯魚を引き上げてもらった。長い間、楽しませてくれて有難う、と小さな熱帯魚にお礼を言った。これからは、玄関が少し寂しいけれど、そのうちに、サイクンが花瓶か何か置くだろう。●熱帯魚は、はじ…
●人間ドックの検査結果が届いた。当日、医師との面談で注意された事が、詳細に記録され、今後の生活上での諸注意が記入されている。■総蛋白6.7、肝臓機能AST30、ALT67、GTP47、脂質代謝、中性脂肪156、HDL47、LDL117、尿素窒…
●日立市の教え子が、久し振りに東京へ出るので会いたいという。国文での教え子であるが、随分、律儀な方である。毎年、年賀状をくれて、生活に変化があると報告をくれる。高校の教員をしながら、近代文学を研究しているが、その生き方が多彩で、魅力的である…
●紀伊国屋書店Book Web からのメールで、『徳川幕臣 人名辞典』の発行を知った。早速注文して、現物が届いた。竹内誠・深井雅海・太田尚宏め白根孝胤 共編、『徳川幕臣 人名辞典』(A5判、804頁、2010年8月20日、東京堂出版発行、12000円…
●今、菊池先生からメールで、国立国会図書館サーチの事を教えて頂いた。先生は、鈴木重嶺や鹿島則文関係のデータを教えて下さった。私も早速アクセスしてみた。すごい世の中になった。●「国立国会図書館サーチ(平成22年8月17日開発版)」が公開された…
●今日の朝日新聞、夕刊に、国立国会図書館の和本の虫食い防止対策の記事が出ていた。大型保温テントに66箱のダンボールに詰められた和本を入れて密閉し、濃度60%の二酸化炭素を流し込む。これで2週間、14日間燻蒸するという。2週間は長いが、CO2…
●明治の法律家、鶴田皓が、明治12年のころ、父の80歳の賀を祝して編纂した書画帖『鶴鳴帖』に、鈴木重嶺が一首を寄せている。明治の有名人達が、書や歌や漢詩を寄せている。●「寄巌祝 重嶺 さされいしのむかしの世さへとりそへて 君をいはほによそへつつ…
●久し振りに、Amazonを検索したら、『旗本夫人が見た江戸のたそがれ』(文春新書、2007年11月20日発行、定価730円)の古書価が24点出ていた。1円・1円・1円・1円・1円・400円(送料無料)・90円・100円・100円・138円・1…
●三重県朝日町の朝日町歴史博物館から「明治の歌人 橘東世子・道守展」の資料を頂いた。同博物館の学芸員・竹内弘光氏から、松浦詮の『蓬園月次歌集』に関して問合せがあったのは、かなり前の事であった。菅野貴子氏と私で『芸文稿』第2号に松浦詮編『蓬園…
●毎年、8月に行っている、サン虎の門クリニックの人間ドックへ行ってきた。池袋サンシャイン60にある。私は、このクリニックに20年以上お世話になっている。昭和女子大を定年退職した後も、妻の美容院の保険組合がここと契約していたので、幸いに継続し…
●時は寛永巳の年11月下旬、如儡子の百人一首注釈書『砕玉抄』の脱稿した年月である。巳年は寛永18年(1641)である。著者・斎藤親盛39歳の頃、この膨大な注釈書は江戸で書かれた。著者が脱稿したのは、陰暦11月下旬、現在の12月25日頃。●今…
●昨日は、90歳のお祝いを済ませた、笠間先生のお見舞いに行った。重友先生の下で、芭蕉・蕪村・一茶などを研究されてきた。私も日本文学研究会では、非常に多くの御指導を賜り、今もなお、お導きを頂いている。先生は、体調が思わしくなく、このつころ、老…
●この時季、暑中見舞いを頂く。ただし、私は、せいぜい年賀状までで、暑中見舞いは出さない事にしている。大体の方は、こちらの方針を理解してくれて、だんだんくれなくなる。それでも、こちらの方針など無視してか、御自分の方針を堅持してか、毎年、下さる…
●4日、NTTドコモと大日本印刷が業務提携したと発表した。これで、電子書籍の業界に、通信3社が出揃い、今後の電子書籍界の展開が、ますます、面白くなってきた。各陣営とも、他社を抱え込むような柔軟な姿勢を示している点が、これまでの企業合併とは異…
●昭和47年(1972)4月、私達は、調布の国領町から、千葉市検見川町に転居した。『可笑記大成』の原稿や、近世文学資料類従の『浮世ばなし』の調査に取り組んでいた頃である。総武線新検見川駅の近くの公団の市街地住宅が高倍率の抽選に当った。2DK…
●『黒豹 KURO HYO』NO.124 を頂いた。巻頭に尼崎安四の『蛇の死』が載っている。諫川正臣氏の編集後記を読んで、詩人・尼崎安四の凄まじい創作意欲を推測して感激した。尼崎の家の前には掘割があり、いつも清冽な水が流れていたという。尼崎と…
●斎藤金型製作所のHPに「期待の企業22件に選ばれました」という報告が出た。山形県の「平成22年度 やまがた地域産業応援基金」による助成金交付先に斎藤金型が決定したというニュース。今年度は、56件が応募して、その中の22件が採択された訳であ…
●今日から8月である。我が家の8月は、庭掃除でもなく、慶長17年の吹浦大物忌神社の棟札でもなく、天才ピアニスト・辻井伸行から始まった。先日、朝日新聞の広告で、8月8日、夜9時、BS朝日で「世界の辻井伸行―奇跡の扉を開いた10年の軌跡」を知っ…