2008-10-01から1ヶ月間の記事一覧

ポックリ と 逝く

●『達者で ポックリ。』「最期まで元気に楽しく生きるためには・・・」東洋経済新報社から発行された本の書名とキャッチコピーである。かねがね、私が考えている、老後の生き方そっくりなので、驚いた。しかも「目にやさしい大きな活字」と添えられている。…

仮名草子作品に描かれた 元吉原

●「見しは今、江戸繁昌ゆへ、日本国の人あつまり、家つくりなすによって、三里四方は野も山も家をつくり、寸土のあきまなし。しかるに、東南の海ぎはに、よし原あり。色好みする京田舎のものども、このよし原を見たて、傾城町を立てんと、この葦の刈りあと、…

『可笑記評判』 古書価 2000円

●本日、昭和45年12月25日、近世初期文芸研究会発行の『可笑記評判』を日本書房から2000円で購入した。特別安価でラッキーであった。古書価は発売している古書店の自由評価であるから価格はマチマチである。先日のアマゾンでは170000円で出て…

生涯学習

●八王子の石川美穂さんから嬉しい便りをもらった。彼女は出版社時代の同僚、というよりも職場的には少し先輩、年齢的には、はるかな後輩である。石川さんは、退職して結婚されたが、子育ても済んだ48歳から14年間、共立女子大学の科目等履修生として学ん…

塵取り

●毎年、毎年、この時期は、落葉に悩まされる。玄関先のソメイヨシノが13年目になり、幹も太く堂々としてきた。かなり離れて植えられていた、郵便ポストに接触すれすれになった。4月の花の時期と秋の落ち葉の時期は、掃除に悩まされる。妻に言わせれば、そ…

芸術作品の取り扱い

●ことが、秋成に及んだので、『春雨物語』の思い出を記す。昭和60年(1985)夏、私は秋成の晩年の傑作『春雨物語』の桜山文庫本の分析に取り組んでいた。8月・9月の約50日間、来る日も来る日も、文化5年(1808)本、西荘本と漆山本と桜山本、…

佐藤春夫著 『上田秋成』

●私は、卒論作成の過程で指導教授には殆どお会いしていなかったので、面接諮問の時、初めて大学院へ進むことを打診された。すでに函館ラサールが内定していたが、急遽、東京で就職することにした。腰掛のつもりゆえ、大衆小説を出している桃源社にお世話にな…

祖父・廣吉 の書

●鈴木重嶺の掛軸を購入して、書斎へ掛けて見たら、その隣に我が祖父・廣吉の軸も下がっていた。しかし、こちらは、実用的な書で、土地の相続に関する書類である。祖父は、今で言う、司法書士のような仕事をしていて、村中で重宝がられたようである。それは、…

鈴木重嶺の掛軸

●先日、菊池先生の紹介で、鈴木重嶺の掛軸を入手した。いろいろ貼り合せた重嶺の軸であるが、作品は和歌一首。 森鵑 ほととぎすあすもきかばやおひしげる 杜のこかげにをちかへりなく 八十五翁 重嶺 重嶺の85歳は、明治31年である。この年の11月に没し…

浅見 百 『句集 時の舟』

●今日、ポストに思いがけないプレゼントが届いた。浅見 百(あさみ もも)氏の『句集 時の舟』(平成20年9月20日、文学の森発行、B6判、202頁、2600円)である。表紙画:尾崎淳子、装丁:宿南勇。清水哲男氏の序、吉田美和子氏の解説がある。●…

SooK  → 101

●小学館の「雑誌の市場 SooK」が、昨日・9月末で終了した。私は、創刊直後から購入して楽しんでいたが、残念である。少し時期が早すぎたのであろう。ネット社会の過大評価は、アチコチにあり、これもその1つかと思っている。●10月1日、「小学館 101…