2015-06-01から1ヶ月間の記事一覧
『徒然草嫌評判』●今、『仮名草子集成』に収録する『徒然草嫌評判』のサブ校正をしている。書名の如く、『徒然草』を批判したものであるが、実に面白い。古典文庫の解説で、吉田幸一先生は、成立時期に関して、次のように記しておられる。 。。。。。。。。…
般若心経●私は、少し蔵書が溜まり出した頃、篆刻家に蔵書印を刻してもらった。酒田出身の篆刻家・冨樫省艸という方に出会って夢がかなったのである。蔵書印から、氏・名と進み、やがて遊印の世界に彷徨う。病膏肓に入る、の類だった。やがて、その数、数百点…
齋藤家 墓所 参詣●6月23日、24日と、二本松の松岡寺にある、齋藤家のお墓参りをした。齋藤家第13代豪盛氏御夫妻が、私と妻を招待して下さった。本年6月吉日に、第二墓碑(それからの齋藤家)の裏面に、追加補刻をしたので、それも確認するためである…
●今日の 天声人語 はソフトバンクが発売した、ロ゛ット〈ペッパー〉を取上げている。 。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。天声人語 6月22日夜、若い女性が帰宅する。一人暮らしらしい。人のかたちをしたロボットが出迎えた。「おかえりなさ…
韓国――日本近代・現代文学の現況●昭和女子大学の日本文学科のブログに、近代文化研究所の講演の様子がレポートされていて、大変興味深い。 。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。小説の力〜韓国の先生に教えていただいたこと [2015年06月19日(金)]…
名刀、東禅寺正宗と斎藤親盛●今、刀剣女子という言葉が生れたように、女性の間で、日本刀の魅力が話題になってたいるという。私は、仮名草子作者、如儡子・斎藤親盛との関係で、名刀・東禅寺正宗のゆくえを長年探索してきた。これは、日本を代表する正宗の名…
●古い資料を整理していたら、2005年3月発行の『学苑』第773号が出てきた。この号の新刊紹介には、東京大学名誉教授・坂梨隆三先生が、拙著、『井関隆子の研究』を採り上げて下さった。10年前のことであるが、懐かしく再読させて頂いた。御多忙の先…
●今日から、また日記を再開したい。