2011-06-01から1ヶ月間の記事一覧

「さるさる日記」終了

●6月30日、本日、「さるさる日記」が閉鎖された。10年間ほど活動して、多くの人たちが、自分の日記を書き込んできた。私も、ほぼ10年間、利用させてもらった。菊池先生が「深池秋一日記」を開き、最初のうちは、2人で書きこんでいた。そのうち、先生…

長寿の御他界 は 「寿」

●敬愛する中国の書家、承春先 先生は過日、母国へ帰られた。父君、承名世様が御他界なされたからである。私は、心からお悔やみ申し上げた。 ●承名世様に、お会いしたことは無いが、かつて、こんな事があった。井関隆子の実家の『庄田家系譜』(副本)に、御…

大震災をとらえる 目 河北新報の記録

●今日、ようやく、河北新報の『巨大津波が襲った 3・11 大震災 〜発生から10日間の記録〜』を購入した。2011年4月8日 第1刷、5月22日 第5刷。私のは、第5刷である。私は、各新聞社のこの度の写真の記録は購入している。朝日新聞、毎日新聞…

『仮名草子集成』 第47巻 発行

●今日、『仮名草子集成』第47巻の見本が届いた。第46巻が、昨年9月に出て、少し滞った。この種の研究書は、諸々の事情が関係するので、なかなか順調に進めることは困難である。この叢書は、朝倉治彦氏によって、昭和55年(1980)に刊行開始された…

徳川将軍家と身延山久遠寺

●『週刊 江戸』の最新号・74号は天保の改革の特集である。50年間続いた、第11代将軍・家斉の政策の弊害は大きく、これを改めて何とか徳川幕府の勢力を回復させようと、首席老中、水野忠邦は改革を断行する。井関隆子は、この天保の改革に関しても、具…

「朱書」

●書家の承春先 先生から速達が届いた。過日、お願いしていた「斎藤筑後守記念碑」に刻む碑文の原稿である。お手紙によると、原物の寸法が、縦1m20cm×横88cmと大きいので、まず、半分くらいの大きさで書いて、文字の配列や行間などのバランスを確認…

日本大学 「近世文学資料展」

●6月11日・12日と、世田谷・桜上水の日大文理学部で日本近世文学会春季大会が開催された。研究発表会の前に、同時開催の「近世文学資料展」を閲覧したいと思って、早朝から出掛けた。実は、日大に隣接する、都立松原高校にも立ち寄った。この高校の校歌…

「青空文庫」 登録数 1万冊

●朝日新聞の「ひと」欄に電子図書館「青空文庫」の富田倫生氏、59歳が紹介されていた。青空文庫の開設は1997年7月だという。著作権の切れた著作を、多くのボランティアなどの協力を得ながら入力し、これらをネット上で無料で読めるようにしている。そ…

東日本大震災から3ヶ月

●朝日新聞、2011年3月12日(土)は、東日本大震災を報じ、 死者 133人、行方不明 530人、負傷者 722人 としている。 本日、6月10日(金)では、 死亡 15401人、行方不明 8146人、避難 91523人 としている。大震災から、明…

写真展 「鳥たちのささやき」

●今日は、第21回写真展「鳥たちのささやき」を鑑賞した。所沢市役所1階ギャラリーで開催されている。ネイチャーフォトクラブ・チャープ主催。創立から22年目の鳥を追うクラブの作品展である。全37点が展示されていたが、1点1点、どの写真も見応えが…

書写

●今日の「天声人語」によると、京都の大石さんの奥さんは、2年前に他界されたが、10年以上にわたって、「天声人語」を書き写しておられ、そのノートは27冊になったという。奥さんは、就寝前の30分間を書写の時間に充ておられたという。近時、「天声人…

日本建築の極致

●散歩の途中で、美味しいコーヒーを頂いている、近所の珈琲樹屋で、今日、吃驚するような事があった。何時ものように、マスターとNさんと三人で軽い談笑中、Nさんの言葉が気になった。斎藤茂吉の古い家の移築に関与したと申される、ン? ヒョッとすると、…

シニア層とパソコン

●今日の朝日新聞の55プラスで、「パソコンで楽しく ①」を特集していた。パソコンはシニア層には心強い味方であるという。電通総研と東大橋元教授の共同研究によれば、デジタル層と非デジタル層では、明らかな違いがあり、デジタル層の方が生き方に積極性が…

6月は 「江戸がたり」 で始まった

●今日は、銀座・博品館劇場へ行って、第16回「寿々方江戸がたり」を鑑賞してきた。JR新橋駅の近く、銀座8丁目である。演目は、山本周五郎の『小指』と今泉みね口述の『名ごりの夢』であった。「江戸がたり」家元・花柳寿々方のかたりと舞が見事であった…