東日本大震災から3ヶ月

朝日新聞、2011年3月12日(土)は、東日本大震災を報じ、
 死者 133人、行方不明 530人、負傷者 722人
としている。
本日、6月10日(金)では、
 死亡 15401人、行方不明 8146人、避難 91523人
としている。大震災から、明日で3ヶ月になる。災害史上最大級の死者であり、行方不明者である。今も、なお、自衛隊や全国の警察官などの捜索が続いている。

●『朝日新聞縮刷版 東日本大震災 2011.3.11〜4.12』も届いた。3月11日の号外も実物大で添付されている。The Asahi Shimbun EXTRA は Massive quake Japan と報じている。3ヶ月が経過し、日本全体の努力、世界各国の支援で、大自然の破壊から立ち直ろうとしている。世界地図を見れば、日本は小さい。1986年に起きたロシアのチェルノブイリーの原子炉爆発事故では、原発から600キロの地域まで、汚染されたと言われている。日本から、外国人が大量に去ったのも分かる。

●3月11日、私は、遅い昼食の時に、この大地震に遭った。被害は2階の本棚の本が20冊程落ちた程度であった。教え子のKさんは、結婚式の準備で銀座へ出て、地下鉄に乗っていたという。招待状も出し、出席者も決っていたが、水戸や日立は大被害にあって、結婚式は延期せざるを得なくなった。

●もう一人の教え子のYさんは、11日の朝、郡山の病院におられたという。74歳になった父上が肺ガンで御他界、その悲しみの中で、この震災にであった。彼女は、お蔭さまで、無事に父を葬ることが出来ました、と知らせてくれた。

大自然の驚異と、人間の挑戦。今、私達は、大きな命題に直面している。

■『朝日新聞縮刷版 東日本大震災 2011.3.11〜4.12』