2013-01-01から1ヶ月間の記事一覧

「近世初期文芸研究会」 アクセス 16万 突破

●今日、午後1時過ぎ、HPを見たら、アクセスが16万になっていた。このHPの開設は、平成10年5月である。全て、菊池先生の御配慮でここまで進めてきた。私は、こうやりたい、ああやりたい、と依頼するのみだった。自分の持ってる情報を発信できて、こ…

『円朝全集』 第2巻 発行

●『円朝全集』第2巻が発行された(2013年1月29日、岩波書店発行、定価8400円+税)。編集委員は、倉田喜弘・清水康行・十川信介・延広真治。この巻の本文校訂・注解・後記は、吉田弥生・菊池眞一。収録作品は、『西洋人情話 英国孝子ジョージス…

安岡 章太郎氏 御逝去 92歳

●作家・文芸評論家の安岡章太郎氏が御他界なされた。1月26日、92歳であった。 。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。 安岡章太郎 1951年『ガラスの靴』が芥川賞の候補作に選ばれ、文壇に注目される。1953年、選考委員の評価が…

国会図書館 蔵書を配信

●今日の、朝日新聞1面に、国会図書館が、2月1日から電子書籍の配信を実験的に開始すると報じている。 。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。 国立国会図書館の蔵書を電子書籍にして配信する実験が2月1日、始まる。文化庁が呼びか…

ATM のトラブル

●菊池先生のエッセイで、ATMのトラブルについて書いている。一読、笑ってしまった。 。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。郵便局のATMから郵便振替で本の代金を送ろうとしたが、「お取り扱いできません」と戻されてしまう。何度やって…

草間弥生さん お元気

●朝日新聞のフロントランナーに、前衛芸術家の草間弥生さんが登場した。今、83歳で、ますますお元気である。東京外苑東通り沿いに、5階建てのビルを建設し、草間さんの作品を所蔵し、展示する個人美術館にするとのこと。草間さんの作品はアメリカを始め、…

『下里知足日記』

●この度刊行された、森川 昭先生の『下里知足の文事の研究 第一部 日記篇』には『下里知足日記』が収録されている。この大部な日記を一瞥してみる。 。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。■寛文8年3月1日 29歳 朔日 …

森川 昭氏著 『下里知足の文事の研究 第一部 日記篇』 刊行

●森川 昭先生の『下里知足の文事の研究 第一部 日記篇』が発行された。A5判、上下2冊、1136ページの大冊である。著者の 四十有四年及ぶ研究成果、ここに結実近世初、中期を生きた地方知識人の、三十七年間〈従寛文8年 至元禄17年〉に亙る日記の全…

若気の至り

●「近代批評の神様」小林秀雄に関して、1つの思い出がある。大学を卒業した年だと思うが、書評紙で文芸評論を募集していた。テーマは「文芸評論の功罪」であった。私は、早速、ペンを執った。何と、こともあろうに、小林秀雄批判を試みたのである。確か、小…

センター試験の国語問題

●今日の朝日新聞によると、先日の大学入試センター試験の国語の平均点が大幅にダウンして、過去最低だという。受験生の実力が落ちたのか、問題が難解だったのか。小林秀雄の文章が難しかったのか、ブツギをかもしている。 。。。。。。。。。。。。。。。。…

中島敦 定本 『李陵・司馬遷』

●今日の、朝日新聞、文化欄に、中島敦の代表作『李陵』の定本刊行を報じている。作品名も「李陵」から「李陵・司馬遷」に変更したという。 。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。 中島敦は42年12月に亡くなった。「李陵・司馬遷」は1…

印税

●原稿料について記したので、ついでに印税についての思い出も書き込みたい。印税とは、一般的に、著者などが著作物を出版する時、その著作物の使用料として、出版社が著者に支払う料金のことである。大体、定価の10%が通例であるが、出版条件で、それより…

原稿料

●菊池先生のエッセイに「原稿料」を取り上げている。 。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。 三十数年前、学生時代に古典現代語訳の仕事をしたことがある。どういうツテか覚えていない。出版社もシリーズ名も作品名も記憶にない。担当…

祝 はてなダイアリー 10周年

「はてなダイアリー10周年おめでとう!」●私は、HP「近世初期文芸研究会」を立ち上げたのが、平成10年(1998)であり、ブログを書き始めたのは、平成11年である。だから、10周年を迎えた「はてなダイアリー」よりも先輩という事になる。しかし、…

「天声人語」を縦書きで読む

●今日の朝日新聞デジタルで、「天声人語」を縦書きで読めます。と出ていた。早速、読んでみた。ウェブ上は、横書き・ワードが常識で、縦書き主流の日本人には何とも、いらいらする点がある。 。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。 1月1…

ああ !! 高橋俊夫先生

●本日、高橋俊夫先生の奥様から、寒中お見舞いを頂いた。高橋先生は、昨年8月8日、80歳で御逝去なされた。 心からお悔やみ申し上げます。 。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。 フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』高橋 俊…

斎藤金型 第42回 インターネプコン に出展

●第42回 インターネプコン に斎藤金型製作所のエコベントが出展される。今度は、エコベントの原物が見られるという。■第42回 インターネプコン 日時 平成25年1月16日(水)〜18日(金) 場所 東京ビックサイト●この新製品がますます普及すること…

学術情報発信力

●今日の、朝日新聞、文化欄で、「学術発信力中国が先行 日本、データベース充実急務」という見出しで、日本と中国の情報発信の格差についてレポートしている。 。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。 「学術情報を電子化して世界に大量発信する中国…

印を刻む町 山梨県 六郷

●今朝、妻がテレビを見るようにと言うのでスイッチを入れると、NHKの「小さな旅」で、はんこの町、山梨県三郷町六郷を放送していた。私にとって、懐かしい所である。身延線で甲府へ行くには、バスか自転車で西島を通って、富士川に架かる月見橋を渡り、甲…

若宮貞次著 『続連作と現代短歌』 刊行

●若宮貞次先生の『続連作と現代短歌』が発行された(平成25年1月6日、現代短歌社、定価2500円)。アララギ派歌人による、連作短歌の研究である。 。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。 若宮 貞次 (わかみや さだつぐ) 歌 …

与謝野晶子 直筆 短歌 103首 発見

●朝日新聞の報道によると、岡山の倉敷市で発見されたという。倉敷市出身の薄田泣菫宛に送ったもので、B4の原稿用紙12枚。黒インクのペンで書かれ、1枚に10首程度書かれているという。調査したのは、就実短大准教授・加藤美奈子氏。薄田泣菫は大正期に…

業界用語 「回転」

●菊池先生のエッセイに、業界(編集関係)用語「回転」について書かれていた。 。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。 回転 2013/01/09_Wed_13:30 校正者のメールに「回転」という言葉が時々出てくる。意味不明ながら、本質的仕事に…

古本 1円 アマゾン

●菊池先生の「いろいろエッセイ」で、1円本について、次のように記されている。 。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。 1円本 2013/01/08_Tue_06:13 「Amazonマーケットプレイスの、65万件もの1円本の仕組み」 http://blogos.com/article/53560/ とい…

良い本 と 売れる本

●岩田書院の社長さんの過剰在庫のつぶやきを読んで、良い本が必ずしも売れない事を改めて痛感した。私は、研究者としてスタートした時から、自分の研究した事を広く伝えるのは研究者の義務だと心得た。研究した原稿は一切机の中に貯めないことにした。とにか…

本の断裁処分

●岩田書院の岩田氏の「新刊ニュースの裏だより」は、実に興味深い内容である。先日送られてきた、NO.785は、出版した本の在庫本の処分に関して述べている。次々に出版される本であるが、岩田書院のような学術書の場合、全部売り切れるという事は少ない…

進化する芸術

●教え子の出村さんから年賀状をもらった。昨年の中国で開催された「国際ファイバーアート展」に出品した作品「天涯のはな」が印刷されている。出村さんは、昭和女子大の国文科の時、卒論に『奥の細道』を選択して、私が指導した。その後、京都の芸術大学で学…

書籍の電子化 新技術開発

●書籍を電子化する新しいシステム「BFSオート」が開発された。東大の石川正俊教授が開発した高速画像処理の技術を応用したもの。大日本印刷と東京大が開発したこのシステムは、次々とページをめくり、2台のカメラが撮影する。レーザーでページのゆがみを…

短歌雑誌 『あかね』 第29巻 第1号

●平成25年1月1日、お年玉のように、若宮貞次先生が編集兼発行する『あかね』第29巻第1号が、新聞とともに、ポストの中にあった。いそいそと開封する。●表紙の絵が変わった。中村研一画伯の作品という。同人の〔うたびとたち〕の世界に読者を誘ってく…