「天声人語」を縦書きで読む

●今日の朝日新聞デジタルで、「天声人語」を縦書きで読めます。と出ていた。早速、読んでみた。ウェブ上は、横書き・ワードが常識で、縦書き主流の日本人には何とも、いらいらする点がある。
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●それにしても、「天声人語」の文章は素晴らしい。新聞記者の中でも優れた人々の作品である。社説を書く論説委員もすごい。先日、朝日新聞主筆・若林啓文氏が定年退職を前にして1面に、良い論説を載せていた。一読、感動した。私は大学卒業の時、新聞記者になりたかった。毎日新聞日本経済新聞を受験したが、結局は実力が無くて、試験に落ちたが、憧れの職業であった。
毎日新聞は「余禄」である。毎日新聞の「余禄」を書いておられた、赤松大麓先生は、後に昭和女子大学国文科の学科長をされ、大変お世話になった。赤松先生は、武蔵高校から東大へ進まれたが、重友毅先生の教えを受けられた。そんな関係で、赤松先生には、多くの事をお教え頂いた。先生が、毎日新聞論説委員長の現役時代には、常に、内ポケットの中に、「余禄」の原稿を3本か4本は入れていた、と申されていた。
●重友先生御他界の折、私は告別式の場内・司会の補助をしていたが、赤松先生も参列して下さったと、後で知った。その赤松先生も、2011年5月7日、81歳で亡くなられた。
●「天声人語」の執筆者も、赤松先生と同じような努力をされて、毎日、良い文章を読者に提供してくれているものと思う。
朝日新聞、デジタル 1月18日