2011-11-01から1ヶ月間の記事一覧

墓碑銘は研究書

●今日は、久し振りに、陶玄亭散人にお会いして、池袋の美濃吉で美味しい食事をしながら、しばし、清談。私は、陶玄亭散人、安藤武彦氏の研究の軌跡を追ってみて、このように、うまく、研究人生を纏められた研究者は少ないと思う。●研究テーマを近世初期の俳…

『近世初期文芸』第28号 責了

●本日、『近世初期文芸』第28号 が責了になった。この号の内容は、次の通りである。発行は12月末日。『近世初期文芸』第28号 目次 ○想本寺高政の自筆『釈教之誹諧』註釈考 ……… 安藤 武彦 1 ――わが文芸的半生をふり返りつゝ―― ○『嶋原記』挿絵考 ――挿…

J−TEXTS と 平家物語協会

●J−TEXTS (日本文学電子図書館)は、2000年5月13日、菊池真一氏によって開設された。スタート時点では、私もデータ提供を考えていた。私は、近世の仮名草子作品を中心にテキスト作成を計画していた。しかし、その後の計画に変更があり、多くの…

今や 新規な仕事はない。

●私は、今、横山重先生の思い出を随想風に執筆中である。先生の犬山時代から伊東時代まで、実に多くの事を教えて頂いた。昭和44年(1969)1月14日、犬山市本町65からの封書には、次のように書いて下さった。「今や 新規な仕事はない。誰が誠実な…

グーテンベルク『42行聖書』の伝来

●上原作和氏の追跡によって明らかにされた、大島本『源氏物語』は、明治23年の秋、佐渡に渡り、昭和8年頃に佐渡から東京に帰ったという。この時、所蔵者の田中家は、この『源氏物語』を1万円で購入して欲しいと言ったという。大変な高額である。●145…

『源氏物語』 というテキストの伝来

●上原作和氏の労作『光源氏物語傳來史』(2011年11月19日、武蔵野書院発行)が刊行された。私は平安朝文学は専攻外の分野でもあり、そんなによく解ってはいない。しかし、『源氏物語』は、日本文学を代表する作品であり、これに匹敵する長編小説は、…

中国の電子書籍の海賊版

●今日の朝日新聞によれば、中国の作家たちが、電子書籍の海賊版に反対の声をあげたという。日本でも、文藝春秋社はじめ、作家の人々がアップルなどに、電子書籍販売の実体の公表を迫ったが、今度は、中国の著作権所有者が、立ち上がった。「アップルが9月下…

『近世初期文芸』 第28号

●今日、『近世初期文芸』 第28号の表紙の初校が届いた。この号は、安藤武彦氏、位田絵美氏、田中宏氏、田村寛三氏、花田富二夫氏の御論考と、私の関係所論、報告等を収録することができた。発行は12月末であるが、昭和44年(1969)の第1号発行か…

90歳の 水墨  中秋の名月

●今日、妻が知人から頂いたと言って、1枚の水墨画を見せてくれた。長年お付き合いをしている方で、今は90歳を過ぎたけれど、とてもお元気で、頭脳明晰、矍鑠としておられると。その薗部美峰さんが描かれた水墨だと言う。中秋の名月に、薄、萩、桔梗を配し…

井関隆子 小説に登場

●藤原緋沙子『切り絵図屋清七 紅染の雨』(文春文庫、書下ろし、2011年10月10日発行、定価629円+税)に、井関隆子が出てくる。主人公は武士から切り絵図屋に転向した清七。この作品は、文春文庫書下ろし第2冊目らしく、今度は、飯田町・駿河台…

社員は悪くありませんから オリンパス

●このところ、オリンパスの経営に関するニュースで騒がしい。以前、山一證券の倒産の時、現役の社長が、テレビの前で、涙を流して「社員は全く悪くありません」と訴えていた事を思い出す。前社長などが不正経営をして、その実体を知らせずに新社長にポストを…

あらたにす 休止

●朝日新聞・日本経済新聞・読売新聞の3社が立ち上げた、ウェブサイト、「あらたにす」が休止となった。私は、スタート直後から、見ていたが、おやおや、と思っていた。お気に入りに加えていたが、案の定、期待は外れた。NHKの今年の大河ドラマ「江」と同…

近代文学――活字をはみだすもの―― 第3回 (八木書店 特別講座)

■■近代文学――活字をはみだすもの――■■ ■オモシロキモノ手紙・・・「生もの」だからわかること■ 講師 庄司 達也(しょうじ たつや) 日時 ①11月25日(金) 17:30〜18:30 ②11月26日(土) 15:00〜16:00 ★①②とも同じ内容の講座■百輭…

「雑誌記事索引集成データべース」

●菊池先生から、連絡があり、甲南女子大学図書館では、現在、「雑誌記事索引集成データべース」がお試しで検索できる。国会図書館の雑誌記事索引は、昭和23年以降現在までのデータの収録であるのに対して、それ以前のデータを補うものとして、株式会社皓星…

教え子の思い遣り

●今日、思いがけない、教え子の小林さんから手紙が届いた。先日、新聞でドナルド・キーン氏の記事を読んで、昭和女子大学の学生時代を思い出したという。短大の国文科で、私の女流日記文学の講義・講読を受講した頃が懐かしいとも書いてくれた。●昭和女子大…

岩波新書 電子書籍 へ

●今日配信の文化通信で、11月8日、岩波書店が岩波新書を電子書籍として配信開始するというニュースを見た。いよいよ、私も電子書籍を利用する時が来たか、と思った。主な電子書店サイトに配信する。価格は紙の書籍と同額。●岩波新書では、次の4点を配信…

アマゾン 上陸

●昨年7月に、アメリカ、アマゾンの通販サイトでの電子書籍の販売冊数が、ハードカバーを抜いたと言われた。アマゾンの通販サイトでは、63万タイトルの電子書籍をそろえている。上半期の電子書籍の売上げは、昨年の3倍以上らしい。アマゾンは、自社の端末…

名著復刊 『百代の過客』

●講談社学術文庫に、ドナルド・キーン氏の『百代の過客 日記にみる日本人』が入った(2011年10月12日発行、定価1700円+税)。名著の復刊である。この本は、1983年7月14日〜1984年4月13日に朝日新聞に連載され、1984年7月2…

究極の筆記具

●久し振りに友人から手紙が届いた。開けてみたら、何と、中からガラスのペンが出てきた。物書きの君ならば、たまには、こんなペンを使ってみたまえ、という事らしい。今は、パソコンの時代で、手紙も余り書かないだろう。私も、このところ、大部分がメールで…

久保田先生 追悼  〔横山重〕

●短歌雑誌『あかね』の若宮貞次先生から『あかね』第27巻 第6号と共に貴重な御教示を賜った。それは、大正15年(1926)3月27日、島木赤彦が胃癌で他界した折の、横山重先生の追悼の言葉(『赤彦全集』第8巻所収)である。私は、早速、拝読して…

小川菊松の出版した『日米会話手帳』

●文化の日の今日、朝日新聞の「天声人語」が、小川菊松の出版した『日米会話手帳』を取り上げている。引用すると、以下の通りである。 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 戦後初の大ベストセラーは、終戦1カ月後に出た『日米会…

文化の日 の 贈物 ECOVENT

●先日、幕張メッセで行われた「国際プラスチックフェア」の ㈱斎藤金型製作所(81701)で頂いた 2枚の150の定規、机の上に並べて眺めていたが、この見本の意味が、よくわからなかった。斎藤金型製作所のHPの、今日のブログで、なるほど、と、会場…

上田市立図書館の野田文庫

●昨日、長野の教え子から手紙が来た。その後、お元気ですか、という御機嫌伺い。もう、かなり前の卒業生で、新宿のデパートに就職した。3年後に辞めました、と連絡があり、今度、和服の仕立を修業中です、とあり、自作の着物をデパートに納めました、とあっ…

11月は 『みーしゃ と まりも』 でスタート

●今朝、朝食前に、妻が、スタッフの作品です、と写真集を見せてくれた。 『みーしゃ と まりも with Love』猫の日常を収めた1冊。カメラを通して、2匹の猫への思いが伝わってくる。●教え子の1人は、高校の教諭をしているが、猫が大好きで、毎年、年賀状…