究極の筆記具

●久し振りに友人から手紙が届いた。開けてみたら、何と、中からガラスのペンが出てきた。物書きの君ならば、たまには、こんなペンを使ってみたまえ、という事らしい。今は、パソコンの時代で、手紙も余り書かないだろう。私も、このところ、大部分がメールで済ませている。「メールで失礼します」とも書かなくなった。

●しかし、筆記具は、毛筆・鉛筆からボールペン・万年筆へと替わった。私は、現在は、机の上では、ボールペン、サインペン、鉛筆、万年筆を使い、手紙も多くはメールで済ませる。しかし、郵便を使う手紙も捨て難い。鳩居堂の便箋・封筒、それに記念切手。書くのは、万年筆。モンブラン149、ペリカンを常用している。

●ガラスペンも、書き味が独特で、相手がガラスゆえ、緊張もする。何年か前に、ヴェネティアグラスのペンを頂いたが、これは、太字で、面白い書き味である。今回、頂いたのは、日本人の職人が伝統の技を発揮した名品。少々、手が震え気味である。しかし、インクの切れも無く、大量に書くことが出来た。〔物書き〕といっても、大した文章も書いていないので、恥ずかしい。

■名品 ガラスペン

■ガラスペン を使って