2013-10-01から1ヶ月間の記事一覧

華麗な人 草間彌生さん 84歳

●今日の朝日新聞、夕刊・華麗な人に、草間さんが登場している。84歳であるが、芸術意欲はますます盛ん。見事な芸術的生き方だと尊敬する。私は、草間さんがアメリカから帰国した頃に出会って、しばらくの間、お付き合いした。彼女の著作の著作権の関係であ…

近代文学――活字をはみだすもの―― 第7回 (八木書店 特別講座)

■■近代文学――活字をはみだすもの――■■ ■昭和10年代の作家たち―竹村書房をめぐって■ 講師 中澤 弥(なかざわ わたる)先生 多摩大学准教授 日時 11月30日(土) 13:00〜14:00 ■旅行作家の心意気―田山花袋の鉛筆原稿■ 講師 河野 龍也(こうの …

日展 書道の内実

●今日の朝日新聞は、日展書道「篆刻」の入選をめぐる内実を報道している。入選数を事前に、会派ごとに配分し、有力会派が独占していたという。 。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。 【沢伸也、田内康介】日本美術界で権威のある日展の「書」で、有力…

身延町 議会議員選挙 実施

●昨日は、郷里 身延町の議会議員選挙が実施された。私の実家の、深沢勝氏も、町の関係者や、小学校の同級生の友も協力して下さり、幸いにも当選させて頂いた。有難いことである。当選した以上は、様々な問題をかかえる故郷の活性化のために、尽力して貰いた…

研究発表ということ

●今日は、久し振りに外出し、ある研究会に参加した。研究発表は3名であったが、その中の1人の内容に関して、参加者から、様々な発言があり、研究の厳しさを思い知らされた。結果的には、この研究は雑誌等に公表しない方がよい、ということに落着き、発表者…

「近世初期文芸」 アクセス 17万 突破

●今朝、「近世初期文芸研究会」のアクセスが17万を突破した。◎J−TEXTS(日本文学電子図書館)850854 2000年5月◎菊池眞一研究室 626734 1997年10月◎近世初期文芸研究会 170000 1998年5月 ●このサイトを立ち上げた…

地方史研究は脈々と 『文化研究』第12号

●本日、亀山市芸術文化協会文学部門文化研究部会編の『文化研究』第12号を頂いた。伊勢の国、亀山藩以来、郷土に伝承されてきた伝統文化の研究に打ち込む研究者の情熱が、ひしひしと伝わってくる。A4判・200余ページの大冊。私は、この号で、久米訂斎…

皇帝ダリアの株頂く

●今日、大熊さんが来てくれた。長い間、庭の落ち葉を清掃してくれている。大熊さんの知人の家で、家を建替えるので、庭にある「皇帝ダリア」をくれるという。細君に話したら、是非、是非、ということになり、3人で頂きに行った。スコップを持って、大きなビ…

島崎藤村の自筆書簡

●今日の朝日新聞で、名作『破戒』をロシア語訳した、ナタリヤ・フェリドマン氏に宛てた自筆書簡が、モスクワのロシア国立学芸術文書館で発見されたと報じている。発見者は熊本学園大学の太田丈太郎教授。太田氏は、1920年代前後の日ロ文化交流に関する文…

J−TEXTS アクセス 85万 突破

●今日、何気なくアクセスしたら、J−TEXTS(日本文学電子図書館)のアクセスが85万を突破していた。開設は2000年5月13日である。13年前を思い出して、感慨深い。ただ、私は、仮名草子作品のデータを作りたいと思いながら実行でずにいる。残…

七つの仕事展 ―2013年秋 五風舎―

●教え子の、出村実英子さんから新しい作品のグループ展の案内が届いた。彫刻・陶芸・染織・家具などの作家7人展である。分野の異なる七人の作り手が、 ずっと追い続けてきた技法で新たな作品を提案します。 ■期間 2013年10月26日(土)〜11月4日…

陶玄亭散人 近衛前久・紹巴に挑む

●陶玄亭散人・安藤武彦先生から原稿が届いた。「謾考 近衛前久・紹巴の連歌幅・幸若歌謡と徳元など」60枚である。『芸文稿』第7号に掲載予定のもの。生涯を通して、初期俳諧師、斎藤徳元の研究に打ち込み、大著『斎藤徳元研究』(2002年7月、和泉書…

長谷川 卓  最新作 『嶽神伝 無坂』

●長谷川卓の最新作『嶽神伝 無坂』上下2冊(2013年10月16日発行、講談社文庫、定価、上下、定価各610円+税)が刊行された。講談社文庫の書下ろし作品である。 。。。。。。。。。。。。。。。。。 山の者たちの集団の中から、数年にひとり、時…

「いつの日も 真実に 向き合う記事がある」

●今日の「天声人語」は、新聞週間に因んで、この台風26号の中、新聞を配達してくれる人々への思いを記している。 。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。 「いつの日も 真実に 向き合う記事がある」を今年の標語にして新聞週間が始まった。高…

明治3年撮影、鹿島則文の写真

●囂庵(GOU ANN)というサイトの中に「幕末明治の古写真」の項があり、その中に「小林雲塘写場写真」の項があり、その中に、鹿島則文の写真が出ている。小林雲塘とは、明治の写真家のようである。そのコーナーには、次のように出ている。 。。。。。。…

南宋の漢籍、4億6千万円

●11日から開催される、飯田橋の古書展示即売会に、神田の一誠堂書店が出品する漢籍、南宋時代に刊行された、漢詩選集『唐人絶句』は、全22冊のうち21冊であるが、古書価は、なんと、4億6千万円であるという。 。。。。。。。。。。。。。。。。。。…

江戸の和菓子

●『月刊 すみよし』の、平成24年6月号に、照沼好文氏が「和菓の日」を執筆されていた。照沼氏は、昭和3年茨城県生まれ。元水府明徳会彰考館副館長。著書『人間吉田茂』等多数。昭和61年「吉田茂賞」受賞。平成25年に御他界されたという。 。。。。。…

草の司は尾花なりけり

●亀山のY先生に『近世初期文芸』を送ろうと出たら、ポストの前のススキが、1、2本、ささやかに穂を出していた。郵便局へ行く途中の広い庭の家のススキは見事な大株である。そんな寸景から、尾花大好きな井関隆子を思い出した。隆子のススキ好きは半端では…

斎藤豪盛氏と快談

●今日、昼休み、斎藤家第13代、豪盛氏から電話があった。豪盛氏は1936年生まれで、私より1歳年下。しかし、私が如儡子・斎藤親盛の伝記調査に着手してからの御付き合いであるから、お互いに、苦労話が多く、30分以上の長電話になってしまった。 ●私…

伊勢神宮 遷宮 本日 「遷御(せんぎょ)」の儀

●伊勢神宮の遷宮は、本日、夜8時から、遷御(せんぎょ)」の儀を迎える。20年に1度の大行事は、この日のために、10余年前から準備を進める。それほどの、国を挙げての行事である。 。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。 式年遷宮クライマッ…

祝 ドナルド・キーン・センター柏崎 開館

●今日の、朝日新聞夕刊に、「ドナルド・キーン・センター柏崎」開館、を報じる記事が出ていた。キーン氏のニューヨークの書斎を再現した部屋で、椅子に座る91歳のキーン氏が出ていた。ますます、御壮健の御様子で、嬉しい。 ●柏崎との縁は、2007年の中…