研究発表ということ

●今日は、久し振りに外出し、ある研究会に参加した。研究発表は3名であったが、その中の1人の内容に関して、参加者から、様々な発言があり、研究の厳しさを思い知らされた。結果的には、この研究は雑誌等に公表しない方がよい、ということに落着き、発表者も了解した。
●私も、長い研究生活を振り返ると、多くの研究発表をし、参加者の批判にさらされてきた。大部分は、それらの批判を踏まえて修正し、雑誌や著書で公表してきたが、中には、ボツにして、公表しなかったものもある。科学である以上、公表する意義がなければならない。1センチでも10センチでも、研究水準を引き上げるようなものでなければ、紙面の無駄である。
●今日は、身につまされる1日となった。