2015-03-01から1ヶ月間の記事一覧

18年目の桜

●今日は、3月31日、日本全国が、平成14年度の最後の日として、年度を切り替える。昭和女子大では、今日、本年度で定年退職する教職員に辞令を交付するだろう。そうして、明日、4月1日には、新体制の人事の始動として、新任の辞令を出す。私は、10年…

詩誌 『黒豹』 第138号

●館山の黒豹社から、『黒豹』第138号が刊行された(平成27年3月30日)。詩人、尼崎安四、竹内勝太郎を尊敬する人々の活動である。私は、友人の松本靖君から、尼崎安四という詩人を教えられた。また、郷里の詩人、佐野千穂子氏から、『黒豹』の主宰者…

近世初期文芸研究会 アクセス 188888

●今朝、6時25分頃、近世初期文芸研究会のアクセスが、188888 となった。大した情報は無いのに、これだけのアクセスがあった。私は、菊池先生のお蔭で、これまで、書き溜めてきたデータをネット上に公開することが出来て、これはラッキーだった。 。…

七つの仕事展 ―2015年春―

●昭和女子大の教え子の出村実英子さんから、新しいグループ展の案内が届いた。彼女の卒論指導をしたのは、はるか昔、今も工芸の道に精進し、新作を世に問い続ける姿に、感動している。 ●陶芸、彫刻、漆器、家具、ファイバー。それぞれの道にチャレンジし続け…

宮澤照恵著 『『西鶴諸国はなし』の研究』刊行

●宮澤照恵氏の『『西鶴諸国はなし』の研究』が刊行された(2015年3月25日、和泉書院発行、定価13500円+税)。本書の内容は、次に掲げる目次の通りである。また、出版社のHPには、次の如く書かれている。 。。。。。。。。。。。。。。。。 『…

『江戸連』 其の拾 発行

●NPO法人 江戸連が発行する『江戸連』の第10号が発行された。創刊は、2006年、創立時の会員は20名だったが、今は80名の団体になった。この号は、江戸連と長崎の関係も特集していて、大冊となった。江戸連の益々の発展を願う。 。。。。。。。。…

『井関隆子日記』研究の新論文

●真下英信氏の新しい論文、「音で読む『井関隆子日記』:物売り」を拝受した。『慶應義塾女子高等学校研究紀要』第32号(2015年3月刊)に掲載されたものである。真下氏は、これまで、「音で読む『井関隆子日記』:天気の記述」「音で読む『井関隆子日…

四谷 長安寺の好色僧

●「ワクワクする歴史の謎・ミステリーのまとめサイト」というサイトを見た。3月18日の項で、『井関隆子日記』の天保11年6月6日の条を取り上げている。 。。。。。。。。。。。。。。。 ワクワクする歴史の謎・ミステリーのまとめサイト | 第149回 女…

『仮名草子集成』 第53巻 発行

●東京堂出版から『仮名草子集成』第53巻の見本が届いた。 。。。。。。。。。。。。。。。。 『仮名草子集成』第53巻 花田富二夫・入口敦志・松村美奈・柳沢昌紀 編 2015年3月30日・東京堂出版発行 A5判・306頁・18000円+税目 次 例 …

時間・距離・速度…見つめ直す「単位展」

●今、六本木で、面白い展覧会が行われている。 時・・・5月31日まで。火曜休館(5月5日は開館)。 場所・・東京ミッドタウン(六本木)庭園にある「2121デザインサイト」 。。。。。。。。。。。。。。。。 時間・距離・速度…見つめ直す「単位展」 …

渋谷 東急プラザ 閉店

●今日、少し遅い昼食をしていて、テレビを見たら、渋谷の東急プラザの閉店に関して放送していた。渋谷は、ヒカリエが出来た時、行ったけれど、実に複雑で、三軒茶屋への乗換えも大変だった。今後の再開発は大工事のようである。テレビには、昭和女子大の先生…

JFK――その生涯と遺産 展

●国立公文書館から「JFK――その生涯と遺産 展」の案内を貰っていて、気になっていた展覧会である。今日の天声人語の筆者は、見に行ったという。 。。。。。。。。。。。。。。。 天声人語 2015年3月18日 春めいてきた東京の国立公文書館で、「JF…

浴を花清の池に賜う

●今、浅井了意の『やうきひ物語』の校正を進めている。例の玄宗皇帝と楊貴妃の関係を白居居が詠じた『長恨歌』に了意が注釈を加えた作品である。 。。。。。。。。。。。。。。。。 楊 貴妃(よう きひ、719年(開元7年) - 756年7月15日(至徳元載(元年)6…

血液検査

●今日、夕方、さいとう内科へ行って、3月3日に採血した血液検査の結果をもらってきた。斎藤先生は、少し高い項目があるけれど、その中で、カリウム連続して高いのは、あるいは漢方薬の大建中湯の関係があるかも知れないので、少し減らしてみましょう、との…

人間のふるまい

●昨日、3月11日は、東日本大震災から4年を迎えた。今日の朝日新聞は、石巻市の菅原彩加さんの言葉を伝えている。 ●菅原さんは、15歳の時、災害に遭遇した。がれきの下で、釘や木が刺さり、足は折れ、変わり果てた母の姿、助けたいけれど、一人の力では…

日本の知 「アーカイブ構築」の動き

●今日の朝日新聞によると、日本の、書籍・映像・被災地デター等々をデシタル化して保存し、世界に発信してゆく動きが活発化しているという。結構なことである。グーグルは、世界の書籍を網羅した図書館をネット上に構築しようとしている。欧州連合の「ユーロ…

原稿用紙

●今日は、屋根裏の物置を整理した。とにかく大量の研究の残滓である。単行本の原稿や草稿、関連資料、原稿用紙も沢山ある。「近世初期文芸」専用の30字×22行、大西先生に作ってもらった20×20の「深澤秋男 原稿箋」、丸善特製の20×20の「深沢秋男…

J−TEXTS アクセス 90万 突破

●気になっていたJ−TEXTS(日本文学電子図書館)のアクセスが、今朝、7時過ぎ、90万を突破していた。開設は2000年5月13日である。14年前を思い出して、感慨深い。◎J−TEXTS(日本文学電子図書館) 900054 2000年5月開設◎菊…

文学作品の評価

●天井裏の物置を整理していたら、昭和女子大学女性文化研究所の研究会の記録が出てきた。平成6年(1994)12月6日、私は、同研究会で「井関隆子の人と文学――近世後期・一旗本女性の生涯――」と題して発表を行った。その記録が『昭和女子大学女性文化研…

如儡子の『堪忍記』再考

●このところ、毎日毎日、机に向かって取り組んでいた、如儡子の著作とされている『堪忍記』の稿が、ようやくまとまり、今、編集部へ発送した。年をとると、あれもある、これもある、でついつい長くなってしまう。もう少し、若い頃は、その蓄積が、文章に深み…

Wikipedia Word Analyzer α版からβ版へ

●Wikipedia Word Analyzerのサイトからメールが届いた。改良を重ねてα版からβ版へ変更したのでお知らせいたします。というもの。 ●早速、「可笑記」を検索して見た。 。。。。。。。。。。。。。。。。 可笑記 アナライザー 可笑記.225 × 150www.wul.waseda.…

誤解の縁談

●永井義男氏の「大江戸八百八町の性生活」で、『井関隆子日記』の記録が紹介されている。 。。。。。。。。。。。。。。。。。第147回 誤解の縁談 天保元年(1830)ころに起きた若い男女の悲劇が『井関隆子日記』に記されている。 旗本春日家の半五郎・左門…

岸田依子著 『連歌文芸論』 刊行

●昭和女子大学日本文学科の岸田依子先生の労作『連歌文芸論』が発刊された。その概要は次の通りである。 。。。。。。。。。。。。。。。 『連歌文芸論』 岸田 依子 著 2015年年2月25日、笠間書院発行 A5判、372頁、定価9000円+税 目 次は…

2月 → 3月

●今日から3月である。人によっては、この月末で、長い長い年月を勤めた職場から去る方もある。送別会も行われる。研究室の書籍や雑誌の整理、ネット上のコンテンツの抹消手続き。最終講義をして花束をもらい、感謝の挨拶をする。70歳と言っても、まだまだ…