原稿用紙

●今日は、屋根裏の物置を整理した。とにかく大量の研究の残滓である。単行本の原稿や草稿、関連資料、原稿用紙も沢山ある。「近世初期文芸」専用の30字×22行、大西先生に作ってもらった20×20の「深澤秋男 原稿箋」、丸善特製の20×20の「深沢秋男」これは中央が2行分空いていて、ペラのように使える。
●しかし、何故、こんなに残ったのか。私は、草稿段階では、マスメの原稿用紙は使用しない。字数が気になって、発想が貧弱になる。わら半紙や原稿用紙でも裏面を使う。3回目くらいから、表面に書く。しかし、原稿も、バレンチノ・ガラバーニ、モンブラン149から、ワープロ、パソコンに移行し、今や、原稿用紙は不要になった。
●私のように、原稿を書くことが、第一の楽しみという人間には、これを資源ゴミに出すのは誠に忍びない気持ちである。
近世初期文芸 用



■大西先生作成

丸善

■単語収集用