2009-01-01から1年間の記事一覧

平成21年 2009年 を送る

●平成21年、2009年も、12月31日、今日で終わる。多くの人々は、年末・年始の準備で大童の1日であろう。郷里へ帰る人、海外旅行に出掛ける人、年末年始を家族で小旅行を楽しむ人、皆々、日常とは異なる時間を過ごす。ただ、私は、全く何時もと変ら…

平成22年 2010年 庚寅  1月1日

●平成22年・2010年がスタートした。私は1935年生まれ。江戸時代ならば、既に黄泉の住人であろう。科学の進歩と偶然が重なって、未だにこの世にお世話になっている。如儡子・斎藤親盛も、井関隆子も、鈴木重嶺も、鹿島則孝も、鹿島則文も、あの世で…

カレンダー & 手帳

●菊池先生がエッセーの中で、カレンダーについて「 カレンダーはほとんどが日曜日始まりである。これはオカシイのではないか。安息日は週の最後に来るべきである。」と述べていた。なるほど、と思って、私の書斎と寝室を見てみたら、6枚あるカレンダーが、…

鹿島則文

●鹿島則文(かしま・のりぶみ)1839〜1901。鹿島則文は鈴木重嶺とは異なり、鹿島神宮大宮司家の第67代という出自であり、世が世であれば、私などとても近寄れない人物である。しかし、則文も幕末・維新の激動の時代を、全身を挺して生き抜いた。若…

鈴木重嶺 ・ 鹿島則文 だって・・・

●『幕末1000人』という啓蒙書に、今度、井関隆子が採録されて、発見者の私としては、感慨深いものがあるが、さらに付言するならば、幕末・維新の激動の時代を生き抜いた次の二人だって、いずれは、もっと世間に知られて良い人物であろう。●鈴木重嶺(す…

今年最後の 化学検査報告

●昨日、斎藤内科へ行って、12月25日の検査結果を頂いた。このところ、多忙を極め、寒さも加わり、散歩も不十分のため、覚悟していた。■総蛋白6.9 AST30 ALT49 GTP33 CPK136 中性脂肪92 HDL50 LDL112 尿酸5.1 尿…

井関隆子 幕末1000人 に入る

●大石学監修『ビジュアル 幕末1000人』(2009年12月25日、世界文化社発行)に、井関隆子が入っていた。「龍馬と維新の群像 歴史を変えた英雄と女傑たち」として、幕末の主要人物をピッアップしてまとめたもの。1、坂本龍馬をめぐる人々 2、薩長…

東京労音の「第九」

●昨日は久し振りに上野へ行った。松本君が労音の2009年「第九」演奏会に行こうと誘ってくれたので、喜んで出かけた。松本君の知人の塚田さんと3人で、上野精養軒で昼食をしながら、しばらく語り合って、大ホールへ。東京ニューシティ管弦楽団、指揮は内…

第4回 「おふだの文化史 展」 開催

●第4回 「おふだの文化史 展」 が開催される。 おふだ文化史研究家・・ 宮島 鏡 昭和女子大学教授・・・ 関口 靜雄■■2010年1月1日(金)〜1月24日(日) 13:00〜20:00(水曜 〜18:00) 定休日1月2日、毎月曜日・火曜日・祝日 ■■【深…

畑 尚子 氏の労作 『徳川政権下の大奥と奥女中』

●畑 尚子氏の『徳川政権下の大奥と奥女中』(2009年12月22日、岩波書店発行、9600円+税)が発行された。江戸城大奥に関する労作である。著者によれば、大奥に関する従来の研究は、『旧事諮問録』(明治24年・1891〜)、『千代田城大奥』(明治…

NIKON  VS  CANON、 50年、終りなき闘い

●アサヒカメラ 2010年1月号の特集が、またもや「一眼レフ50年戦争 ニコン対キャノン、勝者なき闘い」である。日本の一眼レフカメラでは、1957年にアサヒペンタックスが先行発売された。ニコンもキャノンも遅れて、1959年(昭和34年)にNI…

校正 という仕事

●「【校正】②印刷物を印刷する前の過程で校正刷りを原稿に照らし合わせて、誤りを正すこと。」(日国・2版)。出版には欠かせない仕事で、地味ではあるが、その本の価値を高めたり低めたりする、重要な仕事である。●何時もお世話になっている、稲栄社印刷㈱…

年賀状 と ふるさと便

●いよいよ、本日より年賀状を書き始めた。私は官製の年賀はがきは使用しない。鳩居堂の和紙の葉書を使い、活版印刷で印刷し、篆刻家・冨樫省艸氏に刻して頂いた、その年の干支の印(20ミリ×20ミリ)を押し、もう1つ、30ミリ×30ミリという、少し大き…

『近世初期文芸』第26号 発行

●毎年、12月は『文学研究』と『近世初期文芸』の発行を長年継続してきたが、『文学研究』は第95号まできて息が尽きた。その代わりのように『芸文稿』を創刊したが、これは4月発行である。とにかく、私達は、書かずにいられないクセがついてしまった。●…

減量 1.5キロ

●今朝の体重は、63.8キロで、9日の65.2から1.4キロ減っていた。10日、11日と昼食抜きの生活をしたからである。この2日間、気合を入れて、早起きし、昭和女子大学に8時40分に到着していた。現役の頃は毎日、7時30分に三茶に到着、キャ…

選者 小林一茶 の発句合 チラシ 版木 発見

●今日の朝日新聞の記事で、奈良大学の永井一彰氏が、またまた、貴重な版木を発見されたと知った。記事によれば、一茶等が選者を務めた発句合の参加者募集のチラシの版木だという。版木は、縦19センチ、横29センチ、厚さ1・8センチ。選者に誹諧字一茶・…

足が震えるような出来事

●私は、昨日、ウェブ日記の読者さんから1通のメールを受信した。開いて見ると、古都鎌倉で古美術商を経営している方からであった。古文書を一山、競り落として調べたところ、中から鈴木重嶺関係の資料が出てきました。当方は仏教美術が専門で、この方面は門…

とうふ屋 うかい

●今日は、久し振りに、家族3人で八王子市大和田の とうふ屋 うかい に行って豆腐料理を頂いた。八王子のうかいには何度か行っているが、豆腐専門の店は初めてである。胡麻どうふ、油あげ、豆水どうふ、くみあげどうふ、いずれも結構な味わいでした。老人で…

翠園・鈴木重嶺 短冊

●鈴木重嶺・翠園の短冊を求めた。今回も菊池先生の御配慮による。籠中鶯 せはきこのうちに有なからうくひすは あたりの家を春になしたる 重嶺●鈴木重嶺の子は重明といい、その四所女が鈴木ふゆである。このふゆは、後に松本家の養女となり、その子が松本誠先…

大東急記念文庫 『かがみ』

●大東急記念文庫から『かがみ』特集号・第40号を頂いた。監修:長谷川強先生、編集:村木敬子氏。大東急記念文庫創立60周年、『かがみ』創刊50年記念の特集号である。●巻末には総目録がある。創刊号:五島慶太・中村幸彦・川瀬一馬、第2号:渋井清・…

想い を 言葉に刻む・・ 『黒豹』 122号

●詩誌『黒豹』122号 2009年11月30日 発行巻頭に、「雪が降る」・・尼崎安四、 「菊」・・竹内勝太郎、が載る。続いて、 緑の季節に 諫川正臣当用日記にいつも記す年頭所感 今年こそ充実の一年でありたいと毎日が何となく ふわふわ過ぎるとき こん…

電子申請 苦戦

●11月30日付の朝日新聞によると、都道府県は電子申請制度を導入したが、利用率低迷でコスト高となり、19の府県がこの制度を休止または縮小しているという。1件当りの運用コストも、沖縄が9万1463円と最も高く、1万円超の県が22と半数に近いと…

師走

●今日から師走。今年も1ヶ月のみとなってしまった。12月は、「師走」とも言い、師僧が経を上げるために、東へ西へと、忙しく馳せ走る月であるところから、師が走るという意味で、師走(しわす)と言い始めたという。「十二月ヲ、シハスト云フハ何事ゾ、文…

『近世初期文芸』 第26号 責了

●本日、『近世初期文芸』第26号が責了になった。例年よりも少し遅れ気味であるが、年内には発行できるものと思う。○漂流物語の挿絵に表れた異文化認識・・・・・・・・・・・・位田 絵美 ――『異国すずり』を中心に―― ○『恨の介』と『竹斎』 (その二)・・…

今年も、寂しい知らせ

●年末になると、年賀状の関係があって、喪中の知らせが届く。ポストを見るたびに、寂しくなり、先方のお心の内をお察し申し上げる。お父さんを95歳で、奥さんのお母さんを96歳で失ったMさん。奥さんのお母さんを84歳で失ったIさん。78歳の兄さんを…

「演歌巡礼」 の 船村徹氏

●妻と夕食をしながらテレビを付けたら、NHKのハイビジョンで、作曲家の船村徹氏が出ていた。話に引き込まれ、妻と2人で、ついつい、終りまで見た。東京音大の頃から、作詞家の高野公男氏とコンビで「別れの一本杉」や「王将」などをヒットさせたが、高野…

さるさる日記に 国文研のバナー

●今日の、さるさる日記の私の日記に、国文学研究資料館のバナーが貼り付けられていた。隣には予備校のバナー。いつも、いろいろ貼られていて、目障りではあるが、タダで利用しているのだから、仕方ないか、と思ってたが、今日は、おや、おや、と驚いた。隣に…

2010年はとことん龍馬

●2010年の、NHK大河ドラマは『龍馬伝』だという。またまた、テレビから目が離せない。脚本:福田靖、制作統括:鈴木圭、演出:大友啓史、龍馬:福山雅治、岩崎弥太郎:香川照之、勝海舟:武田鉄矢、西郷隆盛:高橋克実・・・。1968年の『龍馬がゆ…

天地人 最終回

●昨日、11月22日で、NHK大河ドラマ『天地人』が終わった。この1年間、毎週毎週、日曜日のハイビジョン6時はテレビの前に座って、楽しく見てきた。その前年は『篤姫』でこれも毎回録画した。『篤姫』は『井関隆子日記』の時代、『天地人』は仮名草子…

京都 粟田口 からのプレゼント

●京都から宅急便が届いた。教え子の飯沼さんは古都の紅葉狩りを楽しもうと、5月にホテルの予約をしたという。紅葉は少々早かったけれど、古寺を廻り秋の風情を味わったとメールをくれた。ついでに、陶菓・粟田焼を心ばかり送ったので賞味して下さい、とのこ…