平成22年 2010年 庚寅 1月1日
●平成22年・2010年がスタートした。私は1935年生まれ。江戸時代ならば、既に黄泉の住人であろう。科学の進歩と偶然が重なって、未だにこの世にお世話になっている。如儡子・斎藤親盛も、井関隆子も、鈴木重嶺も、鹿島則孝も、鹿島則文も、あの世で呆れているだろう。中には、よくやってくれた、と多少満足な人もいるだろうが、まだまだ、何をモタモタしているのか、と不満な人もいるだろうと思う。少し、少しばかり、私の計画の杜撰さが原因である。本来なら、定年退職までに、片付けておく予定がずれ込んでしまった。人間の社会なんて、そんなものよ。
●冗談は別として、今年は、少し、心を入れ替えて、足腰が動く間に、重要な事は処理したいと思っている。少々リキを入れて、年末に旧暦入りのカレンダーを2枚購入し、大型机の横と原稿執筆デスクの横に掛けた。老眼にもよく見えるように大字で書き込みも多いものである。これに、重友毅先生の写真・望月粟山先生の書・鹿島則文と鈴木重嶺の短冊・第2次世界大戦で戦死した兄たち3人の写真・昭和女子大学から頂いた記念の額、これらに囲まれて、研究に励みたいと思う。
●自民党から民主党に政権が替わり、日本の政治も少しは良くなるだろか。オバマ大統領はブッシュよりもマシな政治をするだろうか。政治家とは、民衆の生活をどうすれば良く出来るか、ということに、日夜努める職業だと、私は習った。民主党の事業仕分けでは、国会議員がよく働いていた。人間は働くから報酬を貰えるのだとも習った。
●何はともあれ、新しい年を迎えて、お目出度い。皆様、おめでとうございます。
■■今年のカレンダー
■何時も美味しいコーヒーを頂く、豆うさぎ のギャラリーで求めた、地元の芸術家の作品
■文藝春秋のカレンダー 平松礼二 の作品
■オナイ写真 のカレンダー。しかし、これは、私がお世話になっているオナイさんの兄さんの店のもの。弟さんの店のは、少し小振りで綺麗な花のもの、これは、妻が気に入って エクセル美容室に掛けている。