天地人 最終回

●昨日、11月22日で、NHK大河ドラマ天地人』が終わった。この1年間、毎週毎週、日曜日のハイビジョン6時はテレビの前に座って、楽しく見てきた。その前年は『篤姫』でこれも毎回録画した。『篤姫』は『井関隆子日記』の時代、『天地人』は仮名草子可笑記』の時代。さらに、その前の年は『風林火山』で、これも、仮名草子をやっていて、『甲陽軍鑑』を長年考えてきているので、見逃せなかったし、3年間連続で、大河ドラマには、楽しい時間をもらったし、教えられる事も多々あった。リタイアした身でなければ、こんな時間は持てない。

●『天地人』も大変面白く、参考になるドラマであった。昨日の最終回では、リタイアした直江兼続が、妻・おせんと共に越後の山に登り、米沢を見下ろして、これが我が故郷と呟いている。『天地人』では、東北の関ヶ原の戦の場面をもう少し詳細に描いて欲しかったが、全国区的な視点からすれば、これはこれで、いいか、とも思う。

仮名草子作者、如儡子・斎藤親盛の御子孫の、斎藤金型製作所のHPのブログに、現在の米沢を見下ろした写真が出でいたので、転載する。近世初期から平成の現在まで、人間の歴史は続いている。

■■現在の米沢。斎藤金型製作所のHPから。