社員は悪くありませんから オリンパス
●このところ、オリンパスの経営に関するニュースで騒がしい。以前、山一證券の倒産の時、現役の社長が、テレビの前で、涙を流して「社員は全く悪くありません」と訴えていた事を思い出す。前社長などが不正経営をして、その実体を知らせずに新社長にポストを譲った。
●今回の問題も、よく似ている。バブル経済の付けを何とか繕って、株価の下落を防ごうとしたのではないか、そんな風に思える。オリンパスのサイトの「謹告」で高山社長は「有価証券投資などに関する損失の計上を先送りしていたことが判明いたしました。」と謝罪している。
●私は、中学の頃からのカメラ狂で、ニコンのファンであるが、オリンパスのズイコーレンズも好感をもって眺めてきた。株式欄の株価は、ニコン、キャノン、トプコン、オリンパスなど、高校生の頃から、継続して見てきた。しかし、もちろん、株式やファンドには、1度も手を出した事は無い。
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●2011年10月25日
ニコン 1650
オリンパス 1227
●2011年11月11日
ニコン 1710
オリンパス 484
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である。今日の朝日新聞によると、オリンパスは「管理銘柄」に指定されたという。素晴らしいカメラや内視鏡などの製品を造って、社会に貢献している優秀な社員たちのことを思うと、心が痛む。
■オリンパス社長の謹告
■2011年10月25日
■2011年11月11日