謹賀新年  2009年 元旦

●平成21年 2009年 1月1日 を迎えた。この新しい1年が、全世界の人々にとって、良い年になりますよう、心からお祈りする。民族や宗教や思想や利害や、様々なことはあるにしても、他者の幸せを願い、他者を危めたりすることの無いようにしたいと思う。

●私は、これまで、たくさんの年賀状をもらい、差し上げてきた。しかし、年も年だし、今年から、枚数を絞った。返事を差し上げない方も多い。私を交流から除外して下さい、ということである。しかし、人間、いつ、どこで、また、お世話になるか分からない。だから、その時は、大目に見て、また、宜しく、と、そのように密かに願っている。

●今年も、いろいろ、やりたい事は多い。『芸文稿』の第2号を4月に出したい。『近世初期文芸』の第25号は先日発行したが、今年の年末には、第26号を出したい。『浅井了意全集』の『可笑記評判』も早く脱稿したい。そうして、如儡子百人一首注釈の『砕玉抄』も、何としてもまとめたい。そのほか、様々なことをしたいと願っている。そのために、散歩とアブロケットを続け、健康にも注意したい。

●この、fuakiの日記 も折々書き込みたいと思う。Hatenaキーワードに、井関隆子日記・鹿島則文鈴木重嶺如儡子の各項目を執筆したので、目的は達したが、これからも、書き込んで、ニコンD300の写真も紹介してゆきたい。

■■今年のメッセージ■■ 冨樫省艸・刻  上海・西玲印社 印泥

「丑」陰刻方形朱印、20ミリ×20ミリ

「一事无成両鬂糸」陰刻方形朱印、30ミリ×30ミリ
〔いちじなるなし りょうびんのいと〕
中国、漢の人、王中の句。何ひとつ成就したものがないのに、空しく老いて髪の毛だけが白くなってしまった、という意味。つまり、私もそんな状態に近い、とつくづく思う。残された時間は少ない。やりたい事は多い。