体験授業

齋藤彰先生の体験授業

昭和女子大学の日本文学科のブログを見たら、今日、オープンキャンパスで、高校生向けの体験授業は、齋藤彰先生の「百人一首の世界」だという。実に懐かしい、齋藤先生と共に勤務していた頃、「百人一首」に関して、多くのアドバイスを頂いた。如儡子の「百人一首注釈」の研究を手がけたころである。先生の研究は、『徒然草』の研究は、言うまでもなく、「百人一首」の研究も窮極の域に達していると思う。今日、受講する高校生は、学問の深さの一端にふれる事になるだろう。

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■体験授業

8月22日(土)

百人一首の世界」

齋藤彰先生

時間 11:05〜11:45 / 14:05〜14:45
※各回同一内容

場所 大学1号館3階 3S38教室

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●私は、平成7年10月21日(土)に、体験授業を担当した。「芭蕉について」と題して、30分ほど、高校生に話した。当時の録音を久し振りに聞いてみたが、『奥の細道』ではなく、俳諧七部集の『猿蓑』を取り上げていた。プリントを配布して、「初しぐれ 猿も小蓑を ほしげなり」の巻頭の一句を詳しく紹介していた。「虚構」を板書しようとしてスラスラ書けなかったのは、御愛嬌である。このとき、高校生のお母さんが、2人いて、私の授業を聞いてくれたのは、光栄だった。20年前の思い出である。

■齋藤彰先生  「百人一首の世界」