キンドル VS アイパッド

●アマゾンが販売する電子ブックリーダー、キンドル。2007年11月にアメリカで発売開始。日本では、2009年10月発売。これに対して、1月27日に、アメリカのアップルが、新しい端末「アイパッド(iPad)」を発表した。テレビで見たが、本のページをめくるのも、本物のようにめくれる。文字の大きさも調節できる。

●アマゾンは、支払条件を発表。「本の販売価格は、2.99〜9.99ドル」の条件で、著者・出版社の取り分を販売価格の35%から70%に引き上げるとしている。これは、アイパッドが70%にするという情報が流れ、これに対抗しての処置ともウワサされているという。これには、出版界も動くことになるだろう。

●日本の出版界も、2月には「日本電子書籍出版社協会(仮称)」が設立され、21社が参加する。「2010年は電子書籍元年」と位置づけ、積極的に対応してゆく事になるだろう。

朝日新聞は、1月30日の夕刊で「電子書籍に新たな可能性」として、この問題を取り上げている。

■■アップル社の 「アイパッド(iPad)」