電子書籍専用端末 安値競争

●今日の朝日新聞の記事で、電子書籍の専用端末の価格競争が激しいことを報じている。昨年発売開始した、ソニーのリーダーは2万円前後だった。しかし、その後、楽天の子会社コボが、7980円のコボタッチを発売。アマゾンがキンドルペーパーホワイトを8480円で売り出した。さらに、楽天のコボタッチは6980円になり、アマゾンは7980円に下げた。

●このような、専用端末の価格競争の中で、ソニーの「リーダーPRS−T1」も9980円と、昨年の発売価格の半値以下にせざるを得なくなった。
ソニー リーダー・・・・・・・・・・・・8980円
楽天  コボタッチ・・・・・・・・・・・6980円
○アマゾン キンドルペーパーホワイト・・・7980円
○ブクライブ リディオ・・・・・・・・・・8480円 

●価格面で後手にまわったソニーであるが、専用端末の値下げをしたら、その影響で電子書店の売上げが1年前の3倍に増えたという。これらの端末の価格競争で、電子書籍の市場が拡大しているらしい。今後、電子書籍は、ますます拡大して紙の書籍と競いながら、成長してゆくのだろう。

朝日新聞 デジタル 11月17日