キンドル日本版 の発売近し

朝日新聞の17日の報道によると、アマゾンの電子書籍が、日本の学研・主婦の友・PHPなど40社と配信契約で合意したという。当初、「販売価格の決定権はアマゾン側が握る」「著者や出版社、アマゾン間の契約解除後も配信を続ける」などの契約内容に、日本側の反発があり、停滞していたが、その後、協議の結果、修正して、合意にこぎつけたという。アマゾンのキンドル日本版の発売時期について、年内には発表するらしい。
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 日本の電子書籍の市場規模は2010年度で650億円。15年度には2千億円になると予測される(インプレスR&D調べ)。ネット通販のライバル、楽天も、買収したカナダ企業Kobo(コボ)社の端末を販売する形で本格参入の準備を進めている。今後ライバル社同士が激突する中で、市場の成長が加速しそうだ。(竹端直樹、山田優) 朝日新聞、4月17日朝刊
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電子書籍の世界も、ソニーのリーダー、アップルのアイパッド、アマゾンのキンドル楽天のコボ、などがそれぞれの出版社と連携して、配信は活発化する。出版界は紙の書籍と電子書籍と共存し、新しい出版文化を形成してゆく事になる。

●ネット社会では、音楽・アニメ・映画などの海賊版の規制に著作権法の改定が提案されてもいるが、電子書籍の分野でも海賊版著作権法上で早急に対応してゆくことになるだろう。木版・活版・オフセット印刷などを経て推移してきた、出版文化も電子書籍の時代になった。

朝日新聞 4月17日

■群雄割拠の電子書籍  朝日新聞のネット より