電子書籍の海賊版、書協・雑協など対策要求

●今日の朝日新聞によると、電子書籍海賊版に関して、日本の書籍協会(459社加盟)・雑誌協会(96社加盟)など4団体がアップルに対して、その改善を要求する声明を出したと言う。声明では、「明白な著作権侵害行為が横行している」と明記し、アップルストアは売上げの3割を取っているのに、販売数の開示もしていない。また、海賊版の削除要請、削除手順も明示していない。その防止策を策定するよう要求したと言う。さらにこの声明文を英文でも作って、欧米の報道機関にも公表する方針だという。

●アップルのアイパッドに対抗して、シャープのガラパゴスや、ソニーのリーダーも、電子書籍端末をコンビニや書店で販売を開始した。電子書籍が市場獲得に火花を散らす時、そのコンテンツは興味のあるところで、そんな中で、海賊版が横行してはたまらない。アップルは早急に対応すべきだろう。私、個人としては、ソニーのリーダーに最も期待している。

朝日新聞、12月14日。

■同、12月11日。