ATM と 『近世初期文芸』 27号

●昨日は、池袋へ出てATMの会に出席した。ATMと言っても現金自動出入機の会ではなく、AKI・TOSHI・MITUの会である。同じ原小学校の同級生で、望月君は甲府工業、斎藤君は甲府商業、私は身延高校、当時は、実業高校が花形で、普通高校はパッとしなかった。3人の進路は違ったけれど、なぜかウマが合う。それで、望月君が命名して、ATMの会と呼んで時々会って飲みながら語り合う。実に楽しい時間が過ぎる。アッと言う間に4時間が過ぎた。竹馬の友はいい。

●ちょうど、『近世初期文芸』27号が出来たので、1冊ずつ渡したが、2人とも開きもせず、カバンに入れた。仮名草子など全く眼中には無い。分かっているけれど、渡さずにいられない。

■『近世初期文芸』27号
【目 次】
○潁原退蔵著・尾形仂編 
『江戸時代語辞典』読後感・寸評 ・・・・・・・・・・・・・ 前田金五郎  1
○里村紹巴の伝記新考 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 安藤武彦  20  
山田右衛門作の心象
  ――「長崎旧記類」編纂意図の一考察―― ・・・・・・・ 位田絵美  38
○『恨の介』と『竹斎』(その二―承前?@) ・・・・・・・・ 田中宏   48
宮本武蔵五輪書』再論(その一) ・・・・・・・・・・・ 田中宏   59
如儡子(斎藤親盛)の伝記に関する諸問題』(1) 
  ――父、斎藤筑後守は「盛広」か「広盛」か―― ・・・・ 深沢秋男  69
仮名草子関係新刊書・目次紹介 ・・・・・・・・・・・・・ 深沢秋男  88
 1『江戸吉原叢刊』第一巻
 2『浅井了意全集』仏書編3
 3『江戸吉原叢刊』第二巻
 4『江戸吉原叢刊』第三巻
 5『仮名草子集成』第四十六巻
 6『斎藤親盛(如儡子)伝記資料』

■『近世初期文芸』27号