小手指駅 小史

●今、小手指駅前、北口は大ビル建設のラッシュである。駅前から行政道路へ向けて広い道路があるが、その両側の駅前の8700余平方メートルの広大な空地に、2つのビルが西武鉄道三井不動産によって建てられ始めた。駅前に地上27階・地下1階の高層ビルが2つ出現する。

●私が千葉の新検見川から埼玉の小手指に転居したのは、1977年(昭和52年)であった。小手指駅が開業して7年後のことである。駅のホームには屋根が無く、駅舎も簡単な建物だった。駅前の広場には大きな松が5本も6本も生えていて、広い道路が延びていた。

●私は、北中の購入物件を見る前に駅長室を訪ねた。駅長さんは、この広大な駐車基地を見て下さい。ここは、池袋と終点・秩父の中間にあり、西武鉄道としても、これだけの広い土地は、今後、購入できません。従って、この駅始発が半分あります。通勤には最適ですよ。駅舎は、近々、東村山駅と同じ規模になります。私は、この情報で、ここに家を購入した。

●当時、駅周辺には、ファミリーマートが1軒あるだけで、店は無かった。それから30年余が過ぎた。駅周辺には西武系のマンションが次々と建ち、SEIYU小手指店がオープンし、現在、駅前北口の広い空地に、27階と23階の広大なビルの建設中である。小手指駅の1日の利用は、駅開業の1年後は1万人余であったが、現在は約5万人である。人口も急速に増えて、洗練された良い街になった。

■■西武鉄道創業(武蔵野鉄道) 1912年(明治45年)
工事現場の周りの塀に、歴史を物語る写真が貼られていたので、紹介する。

■■小手指停車場開設  1915年(大正4年)

■■4社合併により 西武鉄道 と改名 1940年(昭和21年〜)

■■小手指駅開業  1970年(昭和45年)

■■小手指駅周辺の空撮 1974年(昭和49年)

■■ 小手指公園に D51 登場 1977年(昭和52年)

■■SEIYU小手指店・オープン  1981年(昭和56年) 

■■現在の小手指駅北口  これは、NIKON−D300で撮った。

■■現在の小手指駅南口

■■小手指駅北口に「小手指タワーズ」の建設開始


■■「小手指タワーズ」の完成予想図


■■ このファミリーマート は30年前から営業していた。