宮西達也氏、我が母校・原小学校 へ

朝日新聞社が主催する、オーサー・ビジットで、絵本作家の宮西達也氏が、私の母校、原小学校に、来て、授業をしてくれた。今日の朝日新聞で、このことを知り、有り難いと思った。宮西氏は、『おまえうまそうだな』『きみはほんとうにステキだね』『にゃーご』『おとうさん・パパ・おとうちゃん』など、多くの絵本を出版して、第一線で活躍している作家。

山梨県身延町立原小学校は、全校57人、飯田政文校長。授業には2年生8人が参加。担任は深沢文惠先生。宮西先生は、『おとうさん・パパ・おとうちゃん』をお手本に、生徒に絵本を作らせた。8人の生徒にとって、貴重な体験になったと思う。あるいは、1人くらい、成長して、絵や文章を表現する人物になってくれるかも知れない。

●それにしても、2年生は8人か。原村→中富町→身延町と合併を重ね、現在、身延町は、総人口15002人、世帯数6118世帯。原村立原小学校は、私が昭和22年度に卒業した時、6年生は60人だった。

●同級生の短歌にも、猿が柿を荒らすとあったし、恩師の望月先生は、猿の被害を防止する電気の防止柵の考案に取り組んでおられるというし、詩人の佐野さんが帰郷した時、イノシシが出没するのを見たというし、歌人若宮貞次氏の大きな家は取り壊されたというし、私の故郷は、大きく変貌しているようだ。

●それにしても、あの立派な、原小学校の校舎は、1学年8人の生徒たちに、どのように活用されているのであろうか。1度、私も、ふるさとへ帰りたくなった。

■絵本作家・宮西達也氏の授業

■原小学校 校舎