2014-08-02から1日間の記事一覧

大輪靖宏氏の快著『なぜ芭蕉は至高の俳人なのか』

●大輪靖宏氏の『なぜ芭蕉は至高の俳人なのか』が刊行された(平成26年8月10日、祥伝社発行、1600円+税)。近世俳諧史、芭蕉の俳諧、俳諧の真髄、これらをわかりやすく論述した快著である、そう、私は思う。作家の林望氏も「これ1冊で、俳句文学の…

正座する

●菊池先生のエッセイに、正座すべき人が正座出来ず、椅子に座っていた、と書かれている。 。。。。。。。。。。。。。。。 本来正座するはずの芸人ができず、という例を見たことがある。 天満天神繁昌亭ができたての時だから、露の五郎兵衛になっていた。74…

江戸城 天守 再建

●昨日の朝日新聞夕刊に、「江戸城天守閣 再建の夢」という特集が載っていた。私は、このことを『江戸連』第9号で知って、NPO法人「江戸城天守を再建する会」の事務局に署名を郵送したことがある。近世初期の仮名草子や歴史を研究してきて、この天下の城…