電子図書館 まだ1%

●昨日の、朝日新聞夕刊によると、公共図書館における、電子図書館の普及が進まないという。全国の公立図書館、3228館のうち、電子書籍を貸し出しているのは、約30館で、1%に過ぎないらしい。
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 <電子図書館
 公共図書館が運営しており、自分のパソコンやスマートフォンを使って、いつでも本を読めるしくみ。画面上で紙の本のような体裁で読書を楽しめる。2週間などの貸出期間を過ぎると、データが消えて自動的に「返却」され、本を読めなくなる。
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電子図書館を普及するために、大日本印刷や、講談社・KADOKAWA・紀伊国屋書店などが支援サービスを開始したと聞いたが、なぜ普及が鈍いのか。1年経って、法整備は進んだのか。
●進まない理由は、出版社からみると、紙の本の売上げに影響するのではないか、という心配があるという。図書館からみると、利用料がかかって、これがネックになっているという。利用者からみると、書籍の量が少ない、という点がイマイチという事らしい。
●このような、ネックはあるだろうが、何しろ、自宅のパソコンで本が読めるというのは、大変な魅力だろう。行政も、業者も、積極的に取り組むべきだと思う。このネット社会になって、10年前に退職した私など、どれほど、このネットに助けられているか解らない。
朝日新聞 1月7日 夕刊