『近世初期文芸』 第31号 発行
●今日、稲栄社印刷から『近世初期文芸』第31号が届いた。
近世初期文芸』第31号 目次
○位田絵美 挿絵・頸帳からみる『大坂物語』
――成立順序に関する一考察――
○田中 宏 『恨の介』と『竹斎』(その二――結び)
○深沢秋男 『可笑記』と『沙石集』の関係
○深沢秋男 如儡子(斎藤親盛)の伝記に関する諸問題(5)
――斎藤広盛、慶長出羽合戦から最上家改易まで――
○深沢秋男 仮名草子関係新刊書・目次紹介
①『醒睡笑 全訳注』
②『仮名草子集成』第51巻
③『仮名草子集成』第52巻
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●この雑誌を創刊したのは、昭和44年(1969)である。第31号まで、45年間。創刊号には、島本昌一氏・荻野秀峰氏・深沢秋男の3名が執筆している。私は、『可笑記』の本文批評、46頁を掲載している。50頁という長いものは、なかなか発表の場が無い。この雑誌を創刊した理由でもある。
●本日、第31号を手にして、50年間の研究生活を振り返り、感慨深いものがある。この雑誌に執筆して下さった皆さん、印刷所の皆さんなど、御支援を賜った、多くの皆さんに対して、改めて感謝申し上げたい。
■『近世初期文芸』第31号
■『近世初期文芸』第1号