寄贈 証明書

●昨日、定年の時に、一般書を上海交通大学へ寄贈し、その御礼状が届いた、と記した。しかし、日付を見たら、2002年11月20日、とある。私は2005年に退職しているので、日付が合わない。これは、現職の時に寄贈した分の寄贈証明書のようである。その証明書に添付された文章には、次の如く記されている。
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昭和女子大学
深沢秋男先生

拝啓 
 時下ますますご清祥の談、お慶び申し上げます。平素は格別のご配慮を賜り、厚くお礼申し上げます。
 さて 先生より寄贈された図書はもう上海交通大学の日本文化資料センターに置いてあります。ここで上海交通大学を代表して寄贈の証明書を差し上げます。また心から感謝の意を表します。
 今年は中日国交正常化30周年で、上海交通大学昭和女子大学との学術交流がもう10周年になり、これから両大学の学術交流がますます発展することを期待しております。先生のご都合がよければ上海交通大学をご訪問してください。
 最後に貴大学のご発展を心よりお祈りもうしあげます。
  先生のご健康をお祈り申し上げます。 
                       敬具
                       上海交通大学
                       副校長  〇〇〇〇〇
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●そうすると、この証明書は、上海交通大学に日本文化資料センターが開設された時に、寄贈した時のものであろう。定年退職の時は、岩波の新日本古典文学大系など、約1000冊のリストを添付して寄贈した。人間の記憶など、あてにはならない。
●それにしても、これらの書籍は、購入する時には、1冊5千円、1万円と、安いものではない。また、一家のことを思えば、私一人で購入したものでもない。厳密に言えば、妻や子も関係している。この時も、念のため、この寄贈のことを妻子に相談したら、二人とも、どしどし寄贈して、出来るだけ、家に持って来ないで欲しい、と告げられた。これにも、感謝している。