戦没者追悼式

●今日、全国戦没者追悼式が行われた。終戦から69年である。およそ310万人の戦没者を慰霊する政府主催の全国戦没者追悼式が、東京の日本武道館で行われた。式典には全国の遺族の代表などおよそ6000人が参列した。
天皇皇后両陛下が菊の花で飾られた式壇に着かれ、正午の時報とともに、参列者全員で1分間の黙とうをささげた。
天皇陛下が「さきの大戦においてかけがえのない命を失った数多くの人々と、その遺族を思い深い悲しみを新たにいたします。歴史を顧み、戦争の惨禍が再び繰り返されないことを切に願い、全国民と共に、戦陣に散り、戦禍に倒れた人々に対し、心から追悼の意を表し、世界の平和と我が国の一層の発展を祈ります」と、おことばを述べられた。
●私の兄、2人も戦死して、ここに祀られている。私は、同じく戦死した従兄弟と、3人の写真を原稿執筆デスクの前に掲げて、日々、追悼し、平和の時代に生きられることに感謝しながら、研究を続けている。広島や長崎に原爆が投下されず、戦争が長引いていたなら、私も戦地に行っていただろうと思う。
■全国戦没者追悼式
 NHKテレビより