中学校の恩師のお言葉

●今日は、思い立って、2階屋根裏の倉庫の荷物を整理して、使用済みの資料を破棄した。段ボール箱15個くらい、エイっ、と捨てた。まだまだ、残っている。明日は寝込むかもしれない。
●古い資料の中から、中学卒業の時に、先生方から頂いたお言葉の書かれたサイン帳が出てきた。昭和26(1951)年だから63年前のことである。このサイン帳には、同級生全員のメッセージも頂いている。東京に出て、学問の厳しさに打ちのめされた時、恩師や友の言葉に励まされたことを思い出す。

■祝御卒業 君の奇才と頭脳とを善用する時 物事は解決せられ 君の前途は光に輝かん 祈御多幸 原中学校長 若尾平造

■「俺は何になったらよいか」という事がきまりましたか。それが中学校教育の目的である。自分で自分の能力や性質、性格を発見する事位六ケしい事はない。だが、それをうまくすれば、幸福と成功が訪れるであらう。一九五一、二、二七 麻生是大(教頭先生、国語)

精神一到何事不成 三月一日 望月 昭(数学)


■祝卒業 秋男君 一分の善は百の悪に勝つことを忘るな 原中 望月栄山(社会)

■若尾平造先生

■麻生是大先生

■望月 昭先生

■望月先生は、現在、粟山の号を持つ書家となられた。
 先年、同じ金言を額装で贈って下さった。
 今、原稿執筆デスクの前に掛けている。

■望月栄山先生