住みたい街 池袋

●今日の朝日新聞、夕刊に「住みたい街、池袋浮上 民間調査、3位入り」と出ていた。
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 民間の不動産情報会社による「住みたい街ランキング」で東京・池袋が急上昇している。昨年13位から今年は3位に躍進。横浜や自由が丘などの人気都市に割って入った。「通過される街」とも言われた池袋が、変わりつつある。
 2010年に始まり、今年で4回目。1位は4回連続で吉祥寺。交通の便がよく商業施設も充実。自然も豊かで不動の人気を誇る。恵比寿、横浜、自由が丘など、住環境、商業施設、交通網が整う街が上位を占めてきた。
 池袋は10年の8位が最高で、12年11位、13年13位と毎年順位を落としていた。
 池袋駅には山手線の他、東武東上線西武池袋線など8路線が乗り入れ、西武や東武百貨店もある。なのに、人気は低迷。今回の躍進に、SUUMOの池本洋一編集長は「街のブランドイメージより、実質的な利便性が評価されたのだろう」とみる。
 リクルートの分析では、1970年代以降、JR埼京線の延伸や地下鉄有楽町線開業に伴う都心への直通運転開始で、埼玉から池袋で乗り換えずに新宿や渋谷、銀座などに行けるようになり、池袋は次第に通過される街になった。
 また、駅直結の商業施設が充実していて、「駅袋」と呼ばれるほど利用者が駅から出なかった。駅東口と西口の移動性の悪さも重なって、通勤通学以外の需要が生まれなかったという。
 上昇のきっかけは09年、閉店した三越池袋店の建物に「ヤマダ電機」が進出したことだ。通りを挟んだ向かいのビックカメラ池袋本店との「家電戦争」は話題を呼び、街に足を向ける人が増えた。駅周辺にファッションビルが次々開業し、若い女性客を呼び込んだ。
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●私は、学生時代から池袋を中心に生活していた。夏休みのアルバイトに、丸井の新築の寮の留守番をしたこともある。ただ、泊まって電話の応対をするだけ、これは、勉強が出来た。毎日、毎日、文学作品を読んでいた。池袋には映画館が多くて、映画もよく観た。大学卒業後は、〔池袋土曜会〕という集りもあって、よく同人と語り合った。
●結婚後、調布・千葉・所沢と転居したが、今の所沢が長く、池袋が拠点となった。そんな訳で、住みたい街、第三位は嬉しい。
■住みたい街、池袋浮上