GW にっぽん丸 酒田寄港

●庄内日報の記事によると、2日の朝、酒田港に、三井商船の豪華客船「にっぽん丸」が入港したという。
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 「にっぽん丸」は全長166メートル、全幅24メートルで1990年に竣工(しゅんこう)。最大で524人の乗客を迎え入れることが可能で、船内に全天候型の開閉式プール、2層吹き抜けの大ホール、展望浴場などがあり、日本を代表する外航客船。今回は「ゴールデンウイーク日本1周クルーズ」として360人を乗せ先月25日に東京港を出航、今月6日までの12日間で日本を1周する。
 酒田への寄港は昨年9月以来。午前9時の着岸を前に、同船が姿を現し始めた同8時半ごろから同市の太鼓道場・風の会が演奏を披露したほか、アテネ幼稚園(齊藤友美園長)の園児たちが酒田のシンボル・大獅子を引き回して歓迎。入港式典では丸山至副市長が「心から皆さんを歓迎する。良い思い出を多くつくって」と述べた後、酒田舞娘(まいこ)らが番留船長らに花束を手渡した。
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●酒田は、江戸時代から、日本海を回る海運の要衝で、京都などと文化の交流が深かった。現在は鶴岡市が活発であるが、近世初期などは酒田の亀ヶ崎城など、庄内平野の米どころに人気があったように思える。今、酒田の地で近世初期に育った武士、斎藤親盛の著書を読んでいるが、実に視野が広い。酒田の人々は、批判性に富んでいるとも言われるが、私は、酒田の人々の気風が好きである。
●この、豪華客船の美しい姿を見ると、過日の韓国の旅客船の事故が思い出されて、若い命が失われたことを思い、本当に痛ましい。加えて、船長以下の対応・管理など、腹立たしくなる。
■酒田港に寄港した「にっぽん丸」