データの保存

●今日の朝日新聞の科学欄で、デジタルデータの保存方法について特集している。私が万年筆・ボールペンから、ワープロのキーボードに転換し、やがてパソコンに乗換え、現在に至る過程を振り返っても、その進化は目まぐるしい。データの保存も、最初、直径13㎝の、ペラペラのフロッピーディスクだった。ケースには MINN−FLOPPY DISK とあるので、その前は、直径30cmなどと大きかったのだろう。その後、9㎝のフロッピーが使われ、これは現在も使用しているが、量販店でも、購入が困難になっている。いまは、USBメモリーやCD−Rが多用されているようである。
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延ばせデータの寿命 消えない記録媒体へ新技術続々
2014年1月20日09時30分
さまざまなデータ保存方法 
映像、画像、文書、数字、プログラム……。コンピューターの発達で、人類が生み出す情報の量は爆発的に増え、記録する技術も進歩してきた。ただ、デジタルデータを壁画や古文書のように数百年以上安定して保存できる媒体はまだない。超長期の保存をめざす「消えない記録媒体」の技術開発が進んでいる。
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 人類がつくりだすデータの総量はすでに約3ゼタバイトに達し、20年には40ゼタバイトまで増えるとの試算がある。「ゼタ」は、スパコンの名で知られる「京」(1兆の1万倍)のさらに10万倍というとてつもない数字の単位だ。

 DVDやハードディスクなど、データを記録、保存する技術も進化してきた。通常は容量が足りなくなったり、書き込みや読み出しに時間がかかりすぎたりすることはない。だが、科学技術振興機構研究開発戦略センターの河村誠一郎フェローは「媒体の寿命は軽視されがちだった」と指摘する。13年、超長期の記録技術の提案書をまとめ、政府に研究プロジェクトを立ち上げるよう働きかけている。
  以下省略   朝日新聞 より
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●保存年数は、光ディスク・・数年〜数十年、磁気テープ・・10年〜数十年、マイクロフィルム・・100年〜500年、紙・・数十年〜数百年、石・・数千年〜1万年以上、だという。私などは、現在、紙に主点をおいて考えていて、雑誌・書籍で後世に伝えようとしている。
朝日新聞 1月20日

■初期の大きいフロッピーと、現在使用しているフロッピー

■使用中のCD−R と USBメモリー