『近世文学研究』 第5号 発行
●『近世文学研究』第5号が発行された。
文学史探究の会 平成25年12月15日 発行
目 次
○ 蕪村の新出書簡と幻の撰集計画 ………… 中野 沙恵
○『放浪記』における芭蕉的「侘び」 ……… 浅沼 璞
――「物の見えたる光」を契機に
○ 烏はなぜ師走の市へゆくのか …………… 木村 遊幻
―芭蕉発句愚考―
○谷口重以編『百人一句』私注 二 ……… 松田佐登美
○宗因独吟「立年の」百韻注釈 …………… 深沢 了子
深沢 眞二
○近世初頭における京学の性格(三)結び 島本 昌一
―和辻哲郎『鎖国』を再読して―
○ 深沢眞二著
『連句の教室 ことばを付けて遊ぶ』の新刊紹介
……………………… 木村 遊幻
。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。
■講読について
創刊号・第2号・第3号・第4号・第5号。
1部 頒価1500円(送料込)。講読申し込みは、発行所まで。
発行所 215−0023 川崎市麻生区方平 2−18−6
獺祭堂
電話 044−989−2505
。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。
●本誌は、平成21年に創刊されて、年1回順調に発行されて、第5号になった。号を重ねる毎に充実した内容になっている。創刊号の構想では、近世と近代の谷間に焦点をあてることになってるが、この号では、林芙美子の『放浪記』と芭蕉の関係が論じられている。今後のさらなる発展が期待される。