野村胡堂・あらえびす記念館 「第1回 野村胡堂文学賞」

●昨日、珈琲の樹屋へ寄ったら、月刊『百味』の11月号を頂いた。その記事の中に、小中陽太郎氏の一文があり、小中氏が「第1回 野村胡堂文学賞」受賞の様子を報告しておられる。審査委員長は奥本大三郎氏、審査委員には、俳優の村上弘明氏、浅香光代氏も加わっている。野村胡堂と同郷の関係という事らしい。それにしても、野村胡堂・あらえびす、とは大した人物である。
。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。
野村胡堂・あらえびす記念館概要
 小高い丘にたたずむ銀傘の館、野村胡堂・あらえびす記念館。 近くに清流北上川が洋々と流れ、北に岩手山が悠然とそびえ、西には生家が眼下に眺望できる景勝の地に建築されています。
 「野村胡堂」、「あらえびす」の著書をはじめ、数多く蒐集されたレコード、書籍、書画等貴重な文化遺産を長く保存し、文学・音楽等の振興に資するため、平成7年6月に開館いたしました。
建設関係資料
 当記念館は、岩手の代表的な建築様式「南部曲がり家」をモチーフに、平成3年に吉武泰水氏による基本計画の策定、平成4年に株式会社ディーシーによる基本設計、平成5年に建設に着手し、総工費約8億円を投じて平成7年に完成。その年の東北建築学会賞を受賞しております。
 ≪ 野村胡堂・あらえびす記念館 ≫
構造/RC造・鉄骨造
敷地面積/16,363㎡
建物面積/1,103㎡(1部2F) 常設展示室・あらえびすホール・研究室・図書室・読書室・事務室 ギャラリーラウンジ・特別資料室1・特別資料室2
 ≪ 岡堂コレクション収蔵庫 ≫  平成24年3月に完成
構造/木造 平屋建て
延床面積 42.23㎡
施設内容 収蔵室・風除室・レコード収蔵棚
。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。
野村胡堂・あらえびす記念館のHPには、このようにある。平成7年6月の開館である。実は、開館の準備をされた館長は、上田市立図書館の館長だった、岡部忠英先生である。長野の上田市から岩手県紫波町彦部に転居されて、その任に当たられた。私は、岡部先生には仮名草子の原本調査などで、大変な御指導を賜ったので、私に協力できる事はしたいと申し上げたが、研究分野が異なるし、スケールが大きすぎて、お役には立てなかった。その、記念館が発展して、野村胡堂文学賞を出すまでになったのだろう。祝福する。
野村胡堂・あらえびす記念館のHP

■ 「第1回 野村胡堂文学賞」授賞式 ネットより