万年筆を楽しむ

●今日の朝日新聞の 55プラスは 「万年筆を楽しむ」であった。万年筆画家の古山浩一氏は、中学生の頃から万年筆に出合い、今、400本の万年筆を持っているという。掲載されている写真の万年筆を見ても、その蒐集の凄さがわかる。古山氏の記事で知ったが、万年筆のインクは、陽にさらすと1ヶ月ほどで消えてしまったという。18年位前に、耐水・耐光性のインクが開発されて、古山氏は漫画制作に使用し始めたと言っている。一般に手紙などは、陽にさらすことも少ないので気付かなかったのかも知れない。
●私は、大学時代から、モンブランを多用していた。しかし、卒論はパイロットであった。これは、大切に保管していたのに、さる事情で兄に折られてしまった。兄に悪意はなく、兄弟愛の記念品として、今も大切に保管している。
●私には、モンブランがとても合う。149、146、山型など6、7本はあると思う。今は、手紙には、149とペリカンを使い分けている。それに、面白いのは、シェーファーの、ペン先が、F・M・Bとセットのものである。紙の安っぽいケース入りで、ペン軸もグリーンの実用的なもの。最近使い出したら面白い。手紙に、Bでは太すぎるが、Mを使って、角度を変えると、変化があって、実に面白い。
●今は、メールが多く、事務的な連絡にはパソコン入力であるが、それ以外の手紙は、便箋を選び、万年筆を選んで書く、これは、やはり楽しいものである。
■55プラス 万年筆を楽しむ

■私の万年筆 教え子から頂いたものもある。これは、ごく一部

■定年退職記念に、お花の変わりに頂いたボールペン